こばやかわ‐ひであき【小早川秀秋】
[1582〜1602]安土桃山時代の武将。豊臣秀吉の正室高台院の兄木下家定の子。幼名、辰之助。通称金吾。秀吉の養子となり、のち、小早川隆景の養嗣子。慶長の役に総大将として参戦。秀吉の死後、関ヶ原...
せきがはら‐の‐たたかい【関ヶ原の戦い】
慶長5年(1600)関ヶ原で、石田三成らの西軍と、徳川家康らの東軍とが天下を争った戦い。小早川秀秋の寝返りにより東軍が大勝し、石田三成らは処刑され、豊臣秀頼は60万石の大名に転落した。これにより...
てん‐てん【展転/輾転】
[名](スル) 1 ころがること。回転すること。また、めぐること。「月と云者は…常に此地球の周囲を—と廻り歩く者にて」〈岡三慶・今昔較〉 2 寝返りを打つこと。「『ああ苦しい、苦しい…』と烈しく...
てんてん‐はんそく【輾転反側】
[名](スル)悩みや心配のため眠れず、なんども寝返りを打つこと。「—して一夜を明かす」
寝返(ねがえ)りを打(う)・つ
1 寝返り1をする。寝たままからだの向きを変える。 2 寝返り2をする。味方を裏切って敵方につく。「—・って相手方に走る」
はん‐そく【反側】
[名](スル) 1 寝返りを打つこと。→輾転(てんてん)反側 2 そむくこと。寝返ること。「今鎮守府将軍を置き、其—を安んず如何」〈公議所日誌・一七〉
ふし‐かえ・る【臥し返る】
[動ラ四]寝返りをうつ。「うしろざまにこそ—・りたれ」〈宇治拾遺・三〉