う‐なわ【鵜縄】
1 鵜飼いのウを操るために、首につける縄。《季 夏》「川風や—つくらふ小手の上/几董」 2 ウの羽や木片をいくつも縄に結びつけた漁具。二人で両端を持って川をのぼり、魚をかりたてて網の方へ追い込む...
腕(かいな)を返(かえ)・す
相撲で、上手投げや小手投げを防ぐため、相手のわきの下に差し入れた腕のひじを大きく横に上げる。差し手を返す。
かけ‐なげ【掛(け)投げ】
相撲のきまり手の一。相手の差し手を小手に巻き、巻いた側の足を相手の内またに入れ、はね上げるようにして投げる技。絡(から)み投げ。けんけん。
かざ・す【翳す】
[動サ五(四)] 1 手に持って掲げる。「優勝旗を—・す」 2 物の上へ、手などをおおうように差し出す。「ストーブに手を—・す」 3 頭上や顔のあたりに手や物などをさしかけて光をさえぎる。「小手...
かぶり‐の‐いた【冠の板】
武具の金具廻(かなぐまわ)りの一。袖や栴檀(せんだん)の板、または小手(こて)のいちばん上の板。かぶりいた。かむりのいた。かむりいた。
こ‐ぎよう【小器用】
[形動][文][ナリ]《「こきよう」とも》 1 なんでも一応はじょうずにできるさま。小手先がきくさま。「—な文章を書く」 2 少しばかり目先がきくさま。「—に立ち回る」
小手(こて)が利(き)・く
ちょっとしたことに器用である。小手先が利く。「—・く重宝な役者」
こて‐しらべ【小手調べ】
物事を本格的に始める前にちょっと試してみること。小手試し。「これくらいはほんの—だ」
こて‐だめし【小手試し】
「小手調べ」に同じ。
大巧(たいこう)は拙(せつ)なるが如(ごと)し
《「老子」四五章から》真の名人は小手先を使ってよく見せようとはしないから、一見つたないように見える。