あかい‐ピラミッド【赤いピラミッド】
《Red Pyramid》エジプト、ナイル川下流西岸にある古代エジプトの王墓群(ネクロポリス)、ダハシュールにあるピラミッドの通称。古王国第4王朝の創始者でクフ王の父であるスネフル王が建設。いわ...
アッベ‐すう【アッベ数】
光学ガラスなどの透明な物質がもつ、光の分散に関する量。分散能の逆数。この量が大きいほど、波長による屈折率の変化が小さい。逆分散能。逆分散率。 [補説]可視光線のフラウンホーファー線のうち、C線(...
いじょう‐こうせん【異常光線】
光が方解石などを通過して二方向に分かれて屈折するとき、屈折の法則に従わないほうの光線。⇔常光線。
いじょう‐ぶんさん【異常分散】
ある特定の波長の前後で屈折率が急激に変化するような分散。媒質中を進む波が、共鳴による吸収を受ける波長域で生じる。⇔正常分散。
いそうさ‐けんびきょう【位相差顕微鏡】
無色透明な物体の部分的な厚さや屈折率の大小によって透過光に生ずる位相差を、位相板というフィルターを使って明暗の差に変えて見えるようにした顕微鏡。生きたままの細胞が染色せずに観察できる。1935年...
いと‐ゆう【糸遊】
1 陽炎(かげろう)。《季 春》「—に結びつきたる煙かな/芭蕉」 2 「糸遊結び」の略。「—などの末濃の御几帳」〈栄花・音楽〉 [補説](1)語源未詳で、歴史的仮名遣いを「いとゆふ」とするのは、...
いろ‐しゅうさ【色収差】
レンズを通して物体の像を結ばせるとき、その像の位置・大きさが、光の波長によって異なること。不鮮明な像となるため、屈折率の異なる複数のレンズで補正する。
イーディー‐ガラス【EDガラス】
《extra-low dispersion glass》特殊低分散ガラス。色収差が少ないため、カメラや望遠鏡などの光学製品のレンズに用いられる。高屈折率、低分散性、異常部分分散特性をもつ。→EDレンズ
イーディー‐レンズ【EDレンズ】
《extra-low dispersion lens》特殊低分散レンズ。高屈折率、低分散性、異常部分分散特性をもつEDガラスを使用する。色収差が少ないため、カメラや望遠鏡などの光学製品のレンズに...
ウォラストン‐プリズム【Wollaston prism】
複屈折を利用した偏光プリズム。二つの方解石や水晶を結晶軸が直交するように貼り合わせたもの。入射光をある開き角を成す直交する二つの偏光に分離できる。紫外線領域まで使用可能で、各種分析器や偏光子とし...