こくりょう‐し【告陵使】
国家的な大礼・事変などに際し、山陵に奉告・奉幣する勅使。山陵使。こうりょうし。
さんりょうし【山陵志】
江戸後期の史書。2巻。蒲生君平(がもうくんぺい)著。文化5年(1808)成立。漢文体で、山陵の崇敬を説き、歴代天皇の山陵を考証したもの。尊王論に大きな影響を与えた。
さんりょう‐ぶぎょう【山陵奉行】
江戸末期の幕府の職名。山陵2の管理・補修などにあたった。
しど‐はい【四度拝】
再拝を二度繰り返すこと。四度拝むこと。神社や山陵などを拝するときの作法。両段再拝。
しほう‐はい【四方拝】
《近世は「しほうばい」とも》1月1日の早朝に行われる皇室祭祀(さいし)。天皇が清涼殿の東庭に出て、属星(ぞくしょう)・天地四方・山陵を拝し、五穀豊穣・天下太平を祈る。明治以降は神嘉殿で、皇大神宮...
しん‐ち【神地】
神が祭られている土地。神社・宗廟(そうびょう)・山陵などの所在地や神社の境内。
だいせん‐こふん【大山古墳/大仙古墳】
大阪府堺市大仙町(だいせんちょう)にある、仁徳天皇陵と伝える5世紀の古墳。日本最大級の前方後円墳で、全長486メートル、高さ34メートル。三重の濠(ほり)に囲まれる。令和元年(2019)「百舌鳥...
なかつやま‐こふん【仲津山古墳】
大阪府藤井寺市沢田にある、5世紀の古墳。古市古墳群を構成する大型の前方後円墳で、応神陵古墳に次いで大きい。長さ290メートル、高さ26メートル。応神天皇の皇后である仲津姫が被葬者として治定され、...
ふしみ【伏見】
京都市南部の区名。旧伏見市。豊臣秀吉が伏見城を築き、江戸時代は幕府直轄地。灘(なだ)と並ぶ酒造で知られ、伏見七名水と称される湧水があり、桃山陵近くの御香水(ごこうすい)は霊水として名高い。
ふしみももやま‐の‐みささぎ【伏見桃山陵】
⇒ふしみももやまりょう(伏見桃山陵)