あら‐ゆ【新湯】
沸かしたばかりで、まだ人が入っていない風呂。さらゆ。「—は年寄りには毒だ」
う‐そう【迂叟】
[代]《「迂」は愚か、「叟」は老人の意》一人称の人代名詞。年寄りの男性が自分のことをへりくだっていう。
おい‐づ・く【老い就く】
[動カ四] 1 年寄りになる。年老いる。「かく恋ひば—・くあが身けだし堪(あ)へむかも」〈万・四二二〇〉 2 年寄りじみる。年寄りめく。「ただ今、かう…まだきに(=マダ幼イノニ)—・かすまじうは...
おい‐の‐かたうど【老いの方人】
老人のために気を吐く人。年寄りの味方。「この人の後には誰にか問はん、などいはるるは、—にて」〈徒然・一六八〉
おい‐ば・む【老いばむ】
[動マ四]年寄りじみる。「—・みたる者こそ火桶(ひをけ)の端に足をさへもたげて」〈枕・二八〉
おい‐びと【老い人】
《「おいひと」とも》年寄り。老人。「—の若き人に交はりて」〈徒然・一一三〉
おきな・ぶ【翁ぶ】
[動バ上二]老人らしくなる。年寄りくさくなる。「何となく—・びたる心地して、世間の事もおぼつかなしや」〈源・常夏〉
お‐としより【御年寄(り)】
老年の人を敬い親しんでいう語。→年寄り
き‐きゅう【耆旧】
《「耆」は60歳の意》年寄り。老人。
き‐ろう【耆老】
《「耆」は60歳、「老」は70歳の意》6、70歳の老人。年寄り。