い‐けん【意見】
[名](スル) 1 ある問題に対する主張・考え。心に思うところ。「—を述べる」「—が分かれる」「少数—」「賛成—」 2 自分の思うところを述べて、人の過ちをいさめること。異見。「同郷の先輩が—する」
いとうせいしのせいかつといけん【伊藤整氏の生活と意見】
伊藤整によるエッセー。雑誌「新潮」に、昭和26年(1951)から昭和27年(1952)にかけて連載され、昭和28年(1953)に刊行。
かんさ‐いけん【監査意見】
会計監査人が、企業の財務諸表や内部統制報告書について、妥当性・適法性の観点から監査した結果を表明するもの。監査報告書に記載される。無限定適正意見・限定付適正意見・意見不表明・不適正意見の4種類がある。
げんていつきてきせい‐いけん【限定付(き)適正意見】
企業の財務諸表や内部統制報告書を監査した会計監査人が、監査報告書の中で表明する監査意見の一つ。一部に不適切な事項はあるが、報告書全体が虚偽の表示となるほどではない場合に表明される。
こべつ‐いけん【個別意見】
最高裁判所における裁判で裁判官の過半数を占める意見となり、判決とされた多数意見に対し、各裁判官が個別に表明する意見。多数意見に賛成の立場で説明等を補足する「補足意見」、多数意見の結論には賛成する...
こわ‐いけん【強意見】
厳しい意見・訓戒。「未亡人の家へたびたび—に出向いたり」〈康成・千羽鶴〉
しょうすう‐いけん【少数意見】
1 合議体の評決もしくは表決で多数を占め得なかった意見。 2 最高裁判所の裁判の評議において、多数を占めなかった裁判官の意見。→多数意見
しんしトリストラムシャンディのしょうがいといけん【紳士トリストラムシャンディの生涯と意見】
⇒トリストラムシャンディ
たすう‐いけん【多数意見】
1 合議体の評決もしくは表決で多数を占めた意見。 2 最高裁判所における裁判で裁判官の過半数を占める意見となり、判決とされた意見のこと。日本の裁判所では、最高裁においてのみ各裁判官の意見が表示さ...
とくのうごろうのせいかつといけん【得能五郎の生活と意見】
伊藤整の小説。小市民的な幸福にしがみつく戦時下の一知識人の姿を戯画的に描く。昭和16年(1941)刊行。題名は英国の小説家スターンの小説「トリストラム=シャンディの生涯と意見」を踏まえたもの。