アガトンものがたり【アガトン物語】
《原題、(ドイツ)Geschichte des Agathon》ウィーラントの長編小説。1766年から1767年にかけて発表。ギリシャを舞台に、青年アガトンの精神的成長を描く。ドイツ教養小説の先...
あほうものがたり【阿呆物語】
《原題、(ドイツ)Der Abentheurliche Simplicissimus Teutsch》グリンメルスハウゼンの小説。1668年刊行の初版は全5巻。1669年の再版時には続編1巻が付...
アール‐ピー【RP】
《Received Pronunciation》容認発音。英国の容認標準語(RS/Received Standard)の発音。パブリックスクールのアクセント、BBC英語などをさし、これを話す人は...
いかれ‐ぽんち
《「ぽんち」は、若旦那(わかだんな)の意の「ぼんち」の音変化》しっかりした考えのない軽薄な男。「隆文さんのような、—じゃないし、教養はあるし」〈獅子文六・自由学校〉
いっぱん‐きょういく【一般教育】
1 専門教育・職業教育に対し、人間として、また市民として不可欠な教養を身につけさせる教育。 2 「一般教養2」に同じ。
いっぱん‐きょうよう【一般教養】
1 専門的、職業的教養に対して、広く一般に必要とされる教養。 2 大学で、すべての学生に課せられる、専門教科以外の人文科学・社会科学・自然科学に関する基礎教養。俗に般教(ぱんきょう)ともいう。
インテリゲンチア【(ロシア)intelligentsiya】
《19世紀の帝政ロシアにおいて、自由主義的な知識人の一群をさした語》知識・教養を持ち、知的労働に携わる社会層。知識階級。知識階層。インテリゲンチャ。インテリ。
ウィルヘルム‐マイスター【Wilhelm Meister】
ゲーテの長編小説。「修業時代」(1796年成立)と「遍歴時代」(1829年成立)の2部から成る。ドイツ教養小説の代表作。
エピキュリアン‐マリウス【エピキュリアン・マリウス】
《原題Marius the Epicurean》ペーターの長編小説。1885年刊。全2巻。マルクス‐アウレリウス帝時代のローマを舞台に、青年マリウスの精神の遍歴を描いた教養小説。
おもいでのき【思出の記】
徳冨蘆花の自伝的小説。明治33〜34年(1900〜1901)に発表。作者自身の生活体験に基づいた教養小説であり、同時に明治の時代精神を描く。