ずく【木菟】
ミミズクの別名。《季 冬》
ずく‐にゅう【木菟入】
僧や坊主頭の人をののしっていう語。「如才(じょさい)なきお吉は吾(わが)夫をかかる—にまで好く評(い)わせんとて」〈露伴・五重塔〉
つく【木菟/木兎】
ミミズクの古名。「初め天皇生(あ)れます日、—産殿(うぶどの)とび入れり」〈仁徳紀〉
つく‐とり【木菟鳥/木兎鳥】
ミミズクの別名。
つくとり‐の‐しま【木菟鳥の島】
筑紫(つくし)の異称。
つく‐の‐くに【木菟の国】
筑紫(つくし)の異称。
つく‐の‐しま【木菟の島】
筑紫(つくし)の異称。
みみ‐ずく【木菟/鴟鵂/角鴟】
フクロウ科の鳥のうち、頭に耳のような羽毛をもつものの総称。オオコノハズクをさすことが多い。《季 冬》「—のほうと追はれて逃げにけり/鬼城」
みみずく‐どぐう【木菟土偶】
土偶の一種。縄文時代の後期から晩期にかけて主に関東地方でつくられたもの。刻み目を施した隆帯で輪郭を縁取り、円盤で両目と口を表現した顔が、みみずくの顔に似ることからこう呼ばれる。埼玉県さいたま市岩...