あし‐だまり【足溜まり】
1 しばらく足を止める所。行動の根拠地。「白河家を—にして、京都の公卿たちの間に遊説を思い立つものがある」〈藤村・夜明け前〉 2 足を掛けて支える所。足場。足掛かり。
あし‐どまり【足止(ま)り/足留(ま)り】
1 しばらく足をとどめる所。また、ある行動のための根拠地。あしだまり。 2 滑り止めの足がかり。足を掛ける所。あしだまり。
あて‐ずいりょう【当て推量】
確かな根拠もなく事実を推しはかること。憶測。あてずっぽう。
あとかた‐な・い【跡形無い】
[形][文]あとかたな・し[ク] 1 以前そこにあった事物がすっかりなくなっているさま。跡形もない。「—・く焼失した」 2 わけがわからない。また、根拠がない。「あはれ、これ程—・き事を仰せ候御...
跡形(あとかた)も無(な)・い
1 痕跡が全くない。「—・く消えうせる」 2 根拠がない。根も葉もない。「おかちに入り婿(むこ)取るといふは—・いこと」〈浄・油地獄〉
あと‐な・し【跡無し】
[形ク] 1 跡形もない。はかない。「しるべせよ—・き浪にこぐ舟のゆくへも知らぬやへの潮かぜ」〈新古今・恋一〉 2 人の往来がない。「かよひこし宿の道芝かれがれに—・き霜にむすぼほれつつ」〈新古...
あなん【阿南】
徳島県東部の市。小島の多い橘(たちばな)湾は古く阿波水軍の根拠地。水産業・製紙業が盛ん。平成18年(2006)3月、那賀川町・羽ノ浦(はのうら)町を編入。人口7.6万(2010)。
あばしり【網走】
北海道北東部の旧支庁名。平成22年(2010)4月、オホーツク総合振興局に名称変更された。 北海道東部の市。オホーツク総合振興局所在地。オホーツク海に面し、北洋漁業の根拠地。水産加工業・畜産...
あまくだり‐てき【天下り的】
数学や物理の分野において、問題を解く上で必要な数式や概念を、根拠を明示せずに導入するさま。また、そのようなやり方。天下り式。
いかいえい【威海衛】
中国、山東半島北東岸の港湾都市、威海の旧称。渤海湾の入り口に位置し、明代には倭寇(わこう)防衛の根拠地、清代末には北洋艦隊の基地。日清戦争で日本が占領。1898年、英国の租借地となるが、1930...