かんじき【樏/欙/橇】
雪の上などを歩くとき、深く踏み込んだり滑ったりしないように、靴などの下につけるもの。木の枝やつるなどを輪にして滑り止めの爪をつけたものや、堅雪のときに使う鉄製のものがある。《季 冬》「父と子や—...
かんじき‐うさぎ【樏兎】
ウサギ科の哺乳類。足の毛が長く、雪の中を走るのに適する。冬は毛が白くなる。北アメリカ北部に分布。
わり‐ご【破り子/破り籠/樏】
1 ヒノキの白木の薄板で折り箱のように作り、中に仕切りを設け、かぶせ蓋(ぶた)にした容器。弁当箱として用いた。 2 1に入れた携帯用の食物。弁当。「奈島の丈六堂のへんにて、ひる—食ふに」〈宇治拾...
わりご‐そば【破り子蕎麦】
皮付きのソバをひいて手打ちにし、塗り物の破り子に盛って何個も重ねて供するそば。その数を競うようにして、つゆや薬味を加えて食べる。出雲(いずも)地方の名物。