むさし【武蔵】
旧国名の一。東海道に所属。江戸時代初期に下総国の一部が編入された。現在の東京都と埼玉県全域、神奈川県の東部を含めた地域にあたる。武州(ぶしゅう)。 旧日本海軍の戦艦。大和(やまと)と同型。昭...
むさし‐あぶみ【武蔵鐙】
1 サトイモ科の多年草。関東地方以西の海岸近くの林内にみられる。5月ごろ、仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた太い穂を出す。苞は上部が幅広く、鐙状をしている。 2 武蔵国で作られた鐙。鋂(くさり)を...
むさし‐がすり【武蔵絣】
⇒村山絣
むさしきゅうりょう‐しんりんこうえん【武蔵丘陵森林公園】
埼玉県中部にある国営公園。大部分が比企(ひき)郡滑川(なめかわ)町にある。明治百年記念事業の一環として昭和49年(1974)開園。
むさし‐こうぎょうだいがく【武蔵工業大学】
⇒東京都市大学
むさし‐しちとう【武蔵七党】
平安末期から室町初期にかけて武蔵国に存在した同族武士団。丹治(たんじ)・私市(きさい)・児玉・猪股(いのまた)・西・横山・村山の七氏。
むさし‐だいがく【武蔵大学】
東京都練馬区にある私立大学。大正10年(1921)設立の旧制武蔵高等学校に始まり、昭和24年(1949)新制大学として発足。
むさし‐とみよ【武蔵とみよ】
トゲウオ科の淡水魚。全長約5センチ、体色は灰黄色で背びれにとげをもつ。温度の低い澄んだ水を好み、春から夏にかけて水草で球状の巣を作る。 [補説]かつては東京・埼玉・茨城などでみられたが、水質の変...
むさし‐の【武蔵野】
東京都と埼玉県にまたがる洪積台地。南は多摩川から、北は川越市あたりまで広がる。古くは牧野、江戸時代から農業地に開発され、雑木林のある独特の風景で知られた。武蔵野台地。 東京都中部の市。住宅地...
むさしの【武蔵野】
国木田独歩の第1小説集。明治34年(1901)刊。秋から冬にかけての武蔵野の美しさなどを描いた短編17編を収録。 山田美妙による短編の歴史小説。明治20年(1887)11月から12月にかけ、...