みん‐ぞく【民俗】
古くから民間に伝承してきた風俗・習慣。
みんぞく‐がく【民俗学】
民間伝承の調査を通して、主として一般庶民の生活・文化の発展の歴史を研究する学問。英国に起こり、日本では柳田国男・折口信夫(おりくちしのぶ)らにより体系づけられた。フォークロア。
みんぞく‐げいのう【民俗芸能】
民間の風俗・習慣・信仰に根ざして伝承されてきた芸能。祭礼・法会などに伴うものが多い。郷土芸能。
みんぞく‐ごい【民俗語彙】
民俗事象を表示する語彙。民俗資料の収集に際しては、特に名詞・形容詞が重視される。
みんぞく‐ぶんかざい【民俗文化財】
文化財保護法上の文化財の一。衣食住・信仰・年中行事などに関する風俗慣習・民俗芸能およびこれに用いられる衣服・器具・家屋など。→重要無形民俗文化財 →重要有形民俗文化財