出典:gooニュース
焼津の漁船「第五福竜丸」水爆実験被ばくから71年 ビキニデー集会で核兵器の廃絶訴える(静岡)
1954年、焼津の漁船「第五福竜丸」がアメリカの水爆実験に巻き込まれ乗組員らが被ばくした日が忘れ去られないようにと、3月1日、核兵器廃絶を訴える集会が焼津市で開かれました。1954年3月1日、アメリカがマーシャル諸島で行った水爆実験に焼津の漁船「第五福竜丸」など多くの漁船が巻き込まれ、乗組員らが被ばくしました。
水爆の核被害回復「支援不可欠」 ビキニ実験から71年、影響今も
米国による太平洋マーシャル諸島ビキニ環礁の水爆実験から、3月1日で71年が経過した。マーシャル諸島政府で核問題の大統領特使を務めるデービッド・アニトック上院議員が2月に来日し、インタビューに応じた。放射性物質による環境汚染などの影響は現在も続いているとして「国際社会の支援が不可欠だ」と訴える。 マーシャル諸島では67回の核実験が行われ、住民の病気や死産が多発。
核なき世界へ歩み続ける ビキニ水爆実験から71年 墓参行進
静岡県焼津市のマグロ漁船、第五福竜丸が米国による太平洋ビキニ環礁での水爆実験で被曝(ひばく)した「ビキニ事件」から71年となった1日、被曝して死亡した同船の無線長、久保山愛吉さんを悼む墓参行進と墓前祭があり、ビキニデー集会も開かれた。ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の関係者ら全国から集まった参加者は核兵器廃絶や世界平和を祈った。
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