いっしん‐ほっかい【一真法界】
華厳宗の極理を示す宇宙観。唯一で真実な絶対無差別の宇宙の実相。唯一絶対の永遠普遍の真理。
イデア【(ギリシャ)idea】
《見られたもの、知られたもの、姿、形の意》プラトン哲学で、時空を超越した非物体的、絶対的な永遠の実在。感覚的世界の個物の原型とされ、純粋な理性的思考によって認識できるとされる。中世のキリスト教神...
うしなわれたときをもとめて【失われた時を求めて】
《原題、(フランス)À la recherche du temps perdu》プルーストの長編小説。1913〜1927年刊。時間によって磨滅されない永遠なるものを無意志的記憶の中に見いだすに至...
うちゅう‐の‐ちへいせん【宇宙の地平線】
膨張する宇宙における事象の地平線。観測者から遠ざかる速度が光速を超えている領域との境界面であり、原理的に観測可能な最も遠方の境界面といえる。この境界を越えた領域からの光(電磁波)や重力波は、永遠...
ウロボロス【ouroboros】
自分の尾を飲み込み、円形をなしている蛇または竜のこと。完全・永遠・不滅の象徴とされる。「—の竜」
えい【永】
[音]エイ(漢) ヨウ(ヤウ)(呉) [訓]ながい [学習漢字]5年 〈エイ〉時間が長く続く。久しい。「永遠・永久・永劫(えいごう)・永続・永年」 〈なが〉「永年/日永」 [名のり]つね・と...
えいあん‐ほう【永安法】
二宮尊徳の報徳仕法の一。経済を立て直したのち、生活の安定をはかる報徳仕法の趣旨を、社寺や村落の組織の援助によって永遠に継続させようとしたもの。
えいきゅう‐こうさい【永久公債】
定期的に一定の利子を支払うだけで、償還期限のない無期限公債。元金の償還は政府の都合による。1751年に英国で発行されたコンソル公債がこの例であるが、日本ではまだ発行されたことがない。永遠公債。無...
えい‐けつ【永訣】
[名](スル)永遠に別れること。また、死別すること。永別。「若くして夫と—した」
えいごう‐かいき【永劫回帰】
ニーチェの根本思想。人の生は宇宙の円環運動と同じように永遠に繰り返すと説き、生の絶対的肯定と彼岸的なものの全面否定を、著書「ツァラトゥストラはかく語りき」で主張。永遠回帰。