出典:gooニュース
沖合開発制限「即座に撤回」=化石燃料増産へ―トランプ次期米大統領
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は7日の記者会見で、バイデン大統領が命じた米国沖合や沿岸での石油・天然ガス開発制限について「即座に撤回する」と述べ、大統領就任初日に取り消す考えを表明した。その上で「われわれは石油を掘りまくる。エネルギーコストは下がるだろう」と、改めて化石燃料の増産に意欲を示した。
バイデン氏、米国沿岸や沖合の石油・ガス開発を禁止 トランプ氏反発
バイデン米大統領は6日、米国の沿岸や沖合での新たな石油や天然ガスの開発を禁止すると発表した。化石燃料増産の方針を掲げるトランプ次期大統領の就任を目前に控え、「対抗策」をとった形だ。トランプ氏は「すぐにでも解禁する」と猛反発している。 対象地域は、米国の東西両海岸やメキシコ湾東部、アラスカ沖の一部で、計約250万平方キロに及ぶ。
沖合油田開発を制限=トランプ次期政権は反発―バイデン米大統領
バイデン氏は声明で、「沖合での石油掘削は地域に取り返しがつかない損害をもたらすばかりか、米国のエネルギー需要を満たす上でも不必要だ」と訴えた。
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