しょう【沼】
[常用漢字] [音]ショウ(セウ)(呉)(漢) [訓]ぬま 〈ショウ〉ぬま。「沼沢/湖沼」 〈ぬま〉「沼地/泥沼」
しょう‐き【沼気】
沼などで、有機物の腐敗・発酵によって生成する気体。メタンを主成分とする。
しょう‐こ【沼湖】
ぬまと、みずうみ。湖沼。
しょう‐たく【沼沢】
1 ぬまとさわ。「—地帯」 2 沼よりも浅く、水深1メートル以下で、アシなどの抽水(ちゅうすい)植物が繁茂する所。
しょうたく‐しょくぶつ【沼沢植物】
部分的に水でおおわれた湿地帯に生える植物。ガマ・イ・アシなどのほか、ウキクサ・サンショウモなどもある。狭義には抽水(ちゅうすい)植物をさす。
しょう‐ち【沼池】
ぬまと、いけ。池沼。
しょう‐てっこう【沼鉄鉱】
沼地・冷泉などに堆積(たいせき)した多孔質の褐鉄鉱。化学的な沈殿や、細菌の作用で生じる。
ぬ【沼】
ぬま。多く複合語として用いる。「隠(こも)り—」「行くへなみ隠(こも)れる小(を)—の下思(したも)ひに我(あ)れそ物思ふこのころの間」〈万・三〇二二〉
ぬしま【沼島】
淡路島の南方にある島。面積2.73平方キロメートルで、瀬戸内海国立公園の一部。日本神話にみえる磤馭慮(おのころ)島とされ、東岸に矛先の形をした高さ30メートルの巨岩、上立神岩(かみたてがみいわ)...
ぬ‐た【沼田】
1 泥ぶかい田。沼地。ぬまた。「をぐろ崎—のねぬなは踏みしだき日も夕ましに蛙(かはづ)鳴くなり」〈散木集・二〉 2 《猪(いのしし)は、泥の上に枯れ草を集めて寝るというところから》猪の臥床(ふし...