おめみえ‐どろぼう【御目見得泥棒】
御目見得5の奉公人として住み込んで、勝手知った家の金銭などを盗んで逃げ出すこと。また、そのような泥棒。
かじば‐どろぼう【火事場泥棒】
1 火事場のどさくさに紛れて盗みを働く者。火事どろ。 2 ごたごたにつけこんで不正な利益を得ること。また、その人。火事どろ。
きゅうりょう‐どろぼう【給料泥棒】
あまり仕事をしないで給料をもらっている人を軽蔑していう語。月給泥棒。
げっきゅう‐どろぼう【月給泥棒】
「給料泥棒」に同じ。
こそこそ‐どろぼう【こそこそ泥棒】
「こそ泥」に同じ。
粉屋(こなや)の泥棒(どろぼう)
《粉屋に入った泥棒は粉にまみれてまっ白になるところから》白粉(おしろい)を厚く塗った女をあざけっていう語。
どろ‐ぼう【泥棒/泥坊】
[名](スル)人の物をぬすむこと。また、その人。ぬすびと。「—に入られる」「人の物を—してはいけない」
はんしょう‐どろぼう【半鐘泥棒】
《火の見櫓の半鐘を盗む者の意》背の非常に高い者をあざけっていう語。半鐘盗人(ぬすっと)。
持(も)ってけ泥棒(どろぼう)
叩き売りなどで、商人が威勢よく客にかける言葉。売り手が損をするほど値段が安いということを強調していうもの。