イオン‐えきたい【イオン液体】
およそセ氏100度以下で液体として存在する塩(えん)。水などの溶媒を含まず、イオンのみからなる液体。静電相互作用が強い塩化ナトリウム(食塩)などは通常、常温近くでは結晶となり固相を呈するが、有機...
イオンせい‐えきたい【イオン性液体】
⇒イオン液体
いんかせい‐えきたい【引火性液体】
消防法の別表1で危険物として第4類に分類されるもの。液体(第3石油類、第4石油類および動植物油類にあっては、1気圧において温度20度で液状であるものに限る)であって、引火の危険性を判断するための...
えき‐たい【液体】
物質が示す状態の一。一定の体積をもつが、流動性があり、どのような形の器にも入るもの。→気体 →固体
きょくせい‐えきたい【極性液体】
⇒有極性液体
さんかせい‐えきたい【酸化性液体】
消防法の別表で危険物として第6類に分類されるもの。液体であって、酸化力の潜在的な危険性を判断するための政令で定める試験において政令で定める性状を示すものと規定される。→危険物
ひきょくせい‐えきたい【非極性液体】
⇒無極性液体
むきょくせい‐えきたい【無極性液体】
無極性分子からなる液体。ベンゼン、四塩化炭素などがある。水にはごくわずかしか溶けない。非極性液体。⇔有極性液体。
ゆうきょくせい‐えきたい【有極性液体】
水やアルコールなど、極性分子で構成される液体。
りょうし‐えきたい【量子液体】
量子効果が顕著に現れる液体。超流動が見られる液体ヘリウムをはじめ、ボースアインシュタイン統計やフェルミディラック統計に従う粒子からなる液体、または液体と見なせる粒子系を指す。