いん・する【印する】
[動サ変][文]いん・す[サ変] 1 印(いん)や型を押す。「契約書に—・する」 2 しるしを残す。跡をつける。また、しるしが残る。「未踏の地に第一歩を—・する」「轍(わだち)の跡は深く軟かい路...
かい【灰】
[音]カイ(クヮイ)(漢) [訓]はい [学習漢字]6年 〈カイ〉 1 はい。「灰燼(かいじん)/降灰・骨灰・塵灰・石灰」 2 はい色。「灰白色/鉛灰色」 3 生気のないもの。「死灰」 〈は...
灰燼(かいじん)に帰(き)・す
跡形もなくすっかり焼けてしまう。灰燼と化す。「重要な文化財が—・した」
灰土(かいど)に帰(き)・す
建物がみな焼けて何もなくなる。灰燼(かいじん)に帰す。「空襲で町は—・した」
か‐てい【科程】
順序や次第。「小学校の—を踏んで来た子が」〈鴎外・灰燼〉
き・す【帰す】
[動サ五]「き(帰)する」(サ変)の五段化。「灰燼(かいじん)に—・す」 [動サ変]「き(帰)する」の文語形。
き‐せい【奇正】
奇抜な方法と正当な方法。また、兵法で、奇襲と正面攻撃。「—剛柔あらゆる手段を尽して見たが」〈鴎外・灰燼〉
きっしり
[副] 1 物事がぴったりと合うさま。きっちり。しっくり。「輿(こし)は—と旨(うま)く馬車の中に納った」〈漱石・思ひ出す事など〉 2 「ぎっしり」に同じ。「その外は—人で詰まっている」〈鴎外・灰燼〉
嶄然(ざんぜん)として頭角(とうかく)を現(あらわ)・す
他よりひときわぬきんでて、才能や力量を現す。「編輯の天才は—・すのである」〈鴎外・灰燼〉
しゅり‐じょう【首里城】
沖縄県那覇市にある旧琉球王城。15世紀から19世紀まで尚氏の居城であった。昭和20年(1945)の沖縄戦で灰燼に帰したが、その後、守礼門・正殿などが復元された。平成12年(2000)復元前から残...