あく‐じ【悪事】
1 道徳や法律などに背いた行為。悪い行い。「—を働く」「—が露見する」 2 わが身に降りかかる、災い。災難。「—が重なる」
あく‐じん【悪神】
人に災いや害を与える神。
あく‐ま【悪魔】
1 残虐非道で、人に災いをもたらし、悪に誘い込む悪霊。また、そのような人間。 2 仏道修行を妨げる悪神の総称。魔。魔羅。 3 キリスト教で、神の創造した世界に対する破壊的で攪乱(かくらん)的な要...
あぶな・い【危ない】
[形][文]あぶな・し[ク] 1 災いが起こりそうである。危険だ。「—・い遊び」「—・い目に遭う」 2 すぐにだめになりそうである。消滅・破産・死などの状態が近い。「経営が—・くなる」「命が—・...
アブラカダブラ【abracadabra】
《ラテン語から》病気や災いを払う呪文(じゅもん)や護符に用いる語。
いみ‐び【忌(み)日/斎日】
1 けがれを避けて慎むべき日。物忌みの日。いむび。 2 陰陽道(おんようどう)などで、災いがあるとして慎む日。縁起の悪い日。
牛(うし)は願(ねが)いから鼻(はな)を通(とお)す
自分から望んで苦しみや災いを受けることのたとえ。牛と芥子(からし)は願いから鼻を通す。
盈満(えいまん)の咎(とが)め
《「後漢書」方術伝・折像から》物事が満ち足りると、かえって災いを招きやすいということ。盈満の災い。
焔焔(えんえん)に滅(めっ)せずんば炎炎(えんえん)を如何(いかん)せん
《「孔子家語」観周から》火は燃えはじめた段階で消さなければ猛火となり、手がつけられなくなる。災いは小さいうちに除去するのがよいという戒め。
おう‐なん【横難】
思いがけなく起こる災い。不慮の災難。「諸仏護念したまへば一切—おそれなし」〈一遍上人語録・上〉