かりた‐ろうぜき【刈田狼藉】
中世、他人の田の稲を不法に刈り取ること。
はいばん‐ろうぜき【杯盤狼藉】
[ト・タル][文][形動タリ]酒宴が終わったあと、杯や皿鉢などが席上に散乱しているさま。「電気灯が—たる紫檀の食台(ちゃぶだい)の上に輝いている」〈荷風・腕くらべ〉
らっか‐ろうぜき【落花狼藉】
1 花がばらばらに散ること。転じて、物が乱雑に散らばっていること。 2 花を乱暴に散らすこと。転じて、女性や子供に乱暴をはたらくこと。「—に及ぶ」
らんぼう‐ろうぜき【乱暴狼藉】
荒々しい行いをして秩序を乱すこと。「—をはたらく」
ろう‐じゃく【狼藉】
1 「狼藉日」の略。 2 ⇒ろうぜき(狼藉)
ろう‐ぜき【狼藉】
《「史記」滑稽伝による。狼(おおかみ)は寝るとき下草を藉(ふ)み荒らすところから》 [名]無法な荒々しい振る舞い。乱暴な行い。「—を働く」「乱暴—」 [ト・タル][文][形動タリ]物が乱雑に...