あい‐の‐たけ【間ノ岳】
長野・静岡・山梨の県境、赤石山脈の主峰北岳と農鳥(のうとり)岳の間にある山。標高3189メートルで日本第4位の高峰。
あかいし‐だけ【赤石岳】
赤石山脈の主峰の一。標高3120メートル。長野・静岡県境にある。
あきのよのながものがたり【秋夜長物語】
室町初期の物語。作者未詳。1巻。瞻西上人(せんさいしょうにん)が、石山観音の変化(へんげ)梅若を愛することにより成道したという稚児(ちご)物語。御伽草子(おとぎぞうし)の先駆。
あらかわ‐だけ【荒川岳】
長野・静岡の県境にある山。赤石山脈の主峰の一。山頂は、最高峰の東(ひがし)岳(別名悪沢岳、標高3141メートル)・中岳(標高3083メートル)・前岳(標高3068メートル)の3峰からなる。頂上付...
いかがさき【伊加加崎/伊加賀崎】
滋賀県大津市石山寺付近の瀬田(せた)川沿いの地。[歌枕]「我はただ風にのみこそまかせたれ—には人の行くらむ」〈和泉式部続集〉 [補説]大阪府枚方市伊加賀の地ともいう。
いしきり‐ば【石切り場】
石材を切り出す所。石山。
いしやま【石山】
滋賀県大津市の地名。近江八景「石山の秋月」の地。石山寺があり、地名は境内の珪灰(けいかい)石の巨岩に由来。[歌枕]「都にも人や待つらむ—の峰に残れる秋の夜の月」〈新古今・雑上〉
大阪市中央区...
いしやま‐でら【石山寺】
大津市石山町にある真言宗御室派の別格本山。山号は石光山。開創は天平勝宝元年(749)と伝え、開基は聖武天皇、開山は良弁(ろうべん)。西国三十三所の第13番札所。永長元年(1096)再建の本堂、建...
いしやまでらえんぎ【石山寺縁起】
鎌倉後期から江戸中期にかけて作られた全7巻33段の絵巻物。石山寺創建の縁起と、本尊の観音菩薩の霊験譚(れいげんたん)を描く。本文の成立は正中年間(1324〜1326)であるが、絵の制作年次は、第...
いしやま‐ほんがんじ【石山本願寺】
現在の大阪城本丸の場所にあった浄土真宗の本山。現在は廃寺。明応5年(1496)蓮如が建立したのに始まり、天文元年(1532)山科本願寺が焼かれてのち証如がここを本願寺とした。織田信長と対立し、天...