石火（せっか）とは？意味・読み方・使い方

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せっ‐か〔セキクワ〕【石火】
の解説

火打ち石を打って出す火。きわめてわずかの時間、はかないこと、すばやい動作などのたとえに用いる。「電光—」

「兄の事や沙金 (しゃきん) の事を、一度に—のごとく、思い浮かべた」〈芥川・偸盗〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

石火の慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

せっかのひかり【石火の光】

火打ち石を打つときに出る光。きわめて短い時間をたとえていう語。「老少不定の世の中は、—に異ならず」〈平家・一〇〉

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石火の例文(2)

出典：青空文庫

･･･き間に際どく擦り込む石火の楽みを、長えに続づけかしと念じて両頬に･･･夏目漱石「薤露行」
･･･数十百の電車は石火の一刹那に駛せ違う。数百千の男女はエジプトの野･･･和辻哲郎「霊的本能主義」

石火の前後の言葉

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