出典:gooニュース
昭和の能登 つづるエッセー 作家・詩人故森崎さん作 40年前刊行を文庫化 自然や住民の温かみに触れる
2022年に95歳で亡くなった作家で詩人の森崎和江さんが約40年前に刊行したエッセー「能登早春紀行」が今年、文庫化された。1980年代に能登地方を巡り、住民や自然との交流をつづった1冊。担当編集者の小田巻彩恵(さえ)さんは「震災の傷痕が残る能登について少しでも考えるきっかけになれば」と話す。
心ほっこり 編み物交流 能登の避難者ら 金沢でサークル まったり おしゃべり 憩いの場に 不要な毛糸 募集中
昨年の能登半島地震の影響で金沢近郊に避難してきた被災者たちが、編み物を通じて交流を広げている。金沢市本町1の金沢福祉用具情報プラザで週1回開かれる編み物サークル。昼下がりに同郷の人と何げない会話ができる空間は、見知らぬ土地で生活する被災者の憩いの場となっている。(脇阪憲) 制作途中のニット帽を手に参加者同士で笑い合う。「この帽子、ごっつ(大きく)なるなあ」。
能登応援歌 思い込めて 金沢 作詞・浜田さんと滋賀の児童
浜田さんらと一緒に「御陣乗太鼓 千枚田 三つ子の浜に白崎や」「能登の復興の源(もと)となれ」と伸びやかに歌い上げた。 公演は浜田さんとの縁がきっかけで実現。輪島市の実家が地震で半壊した浜田さんは昨年、能登の歴史や文化を歌で伝えようと「琵琶湖周航の歌」の旋律に歌詞を付けた2種類の「ふるさと讃歌」を制作。歌ってくれる児童を探したところ、長浜小合唱団にたどり着いた。
もっと調べる