伊勢(いせ)や日向(ひゅうが)
話に脈絡がなく、つじつまが合わないこと。また、まぜこぜで秩序のないこと。伊勢や日向の物語。「げにげに—のことは、誰かは定めありぬべき」〈謡・雲林院〉
いと‐め【糸目】
1 細い糸。糸筋。 2 凧(たこ)の表面につけて揚がりぐあいを調節する糸。 3 器物に細く刻みつけた筋。「—模様」 4 物事をつなげるもの。脈絡。「話の—をつなぐ」 5 「糸歩(いとぶ)」に同じ...
がんか‐せんはつ【眼火閃発/眼華閃発】
目を閉じると花火のように光が飛ぶのを感じる現象。脈絡膜炎・網膜剝離・眼内腫瘍などで網膜が刺激されるために起こる。眼閃(がんせん)。
がん‐きゅう【眼球】
脊椎動物の視覚をつかさどる、一対の球状の器官。眼窩(がんか)内に収まり、強膜または角膜・脈絡膜・網膜の3層の膜に包まれ、内部に水晶体・硝子体(しょうしたい)などが入っている。外からの光が角膜およ...
けい‐らく【経絡】
1 《「経」は縦の流れ、「絡」は横の流れの意》漢方で、つぼの筋道。気血の循環系で、12の臓腑(ぞうふ)に対応する12の正経と8の奇経(きけい)があり、これに沿って経穴(つぼ)が配置されている。 ...
こう‐てい【考定】
[名](スル)はっきりしない点を考えて明らかにすること。また、その考え。「其(その)順序を考え、其脈絡を正し、以て其教の全体を—したる者なり」〈西村茂樹・日本道徳論〉
せいおう‐しきかくいじょう【青黄色覚異常】
赤と緑は感じるが、青と黄を識別しにくい色覚異常。網膜や脈絡膜などの疾患に伴う後天的なものが多い。先天的なものは非常にまれで、1ないし5万人に1人の頻度で出現するといわれる。 [補説]先天青黄色覚...
せんてんせい‐トキソプラズマしょう【先天性トキソプラズマ症】
胎児・新生児に起こるトキソプラズマ‐しょうトキソプラズマ症。妊娠中の女性がトキソプラズマトキソプラズマに初めて感染した場合、胎盤を通過して胎児に感染し、発症することがある。多くの場合、母親には症...
ぜん‐みゃくらくそうどうみゃく【前脈絡叢動脈】
内頸動脈から分岐する動脈の一つ。クモ膜下腔を走り、側頭葉を経て、脈絡叢を通過し側脳室の下角に入る。
つう‐てつ【通徹】
[名](スル) 1 貫き通すこと。また、貫き通ること。「脚色は周到にして通篇の脈絡は—するとも」〈逍遥・小説神髄〉 2 明らかにさとること。「恭順做(な)す所を—致させ度(たく)との事」〈染崎延...