あと‐ぎよめ【後浄め】
葬式で、出棺後、室内をはらい清めること。あとばらえ。
あと‐び【後火/跡火】
1 嫁に行く娘を生家から送り出したあと、門前でたく火。 2 葬式を出したあとに門前でたく火。送り火。「—の火箸といふこと、などてか、世になきことならねど」〈枕・一四一〉
いちにち‐そう【一日葬】
通夜はせず、火葬と告別式を1日で行う葬式。
い・む【忌む/斎む】
[動マ五(四)] 1 (忌む) ㋐呪術的な信仰などから、不吉なものとして避ける。禁忌とする。「葬式は友引の日を—・む」「宗教上、肉食を—・む」 ㋑嫌って、避ける。「革新を—・む」「退屈を—・む」...
えん‐の‐つな【縁の綱】
1 寺の開帳のとき、本尊を安置してある内陣から本堂前の供養塔まで張る白木綿の綱。これに手を触れれば、本尊に触れたと同じ功徳(くどく)があるという。 2 葬式のとき、棺の前や後ろにつける白布の綱。...
お‐そうしき【御葬式】
「葬式」の尊敬語・美化語。 [補説]「お葬式に参列する」は尊敬語、「近所にお葬式があった」は美化語。
お‐たかもり【御高盛(り)】
椀に飯を高く盛り上げること。また、その飯。誕生の産飯(うぶめし)、婚礼の日の夫婦固めの飯、葬式の枕飯など。
オルナン【Ornans】
フランス中東部、ブルゴーニュ‐フランシュ‐コンテ地方、ドゥー県の町。19世紀フランス写実主義の画家クールベの生地。同地の葬式を描いた作品「オルナンの埋葬」(オルセー美術館蔵)が有名。クールベの墓...
かい‐そう【会葬】
[名](スル)葬式に参列して、弔意を表すこと。「会の代表として—する」「—御礼」
かいそう‐しゃ【会葬者】
葬式の参列者。弔問に訪れた客。