うんめい‐きょうどうたい【運命共同体】
所属する人が、繁栄するときも衰亡するときも運命をともにする組織や団体。また、その関係にあること。
きり‐ひとは【桐一葉】
《「淮南子(えなんじ)」説山訓から》桐の葉が落ちるのを見て秋を知ること。衰亡の兆しを感じることのたとえ。《季 秋》「—日当りながら落ちにけり/虚子」→一葉(いちよう)落ちて天下の秋を知る [補説...
さかた‐でら【坂田寺】
奈良県高市郡明日香村にあった尼寺。継体天皇の時代に司馬達等(しばたつと)が結んだ草堂に始まるという。平安時代には金剛寺とも称したが、のち衰亡。
しゃ‐よう【斜陽】
1 西に傾いた太陽。また、その光。夕日。夕陽(せきよう)。斜日。 2 勢威・富貴などが衰亡に向かっていること。没落しつつあること。「—産業」 [補説]書名別項。→斜陽
すい‐めつ【衰滅】
[名](スル)勢いが衰えて滅びること。衰亡。「伝統芸能が—する」
せやく‐いん【施薬院】
貧しい病人に薬を与え治療をした施設。養老7年(723)興福寺に悲田院とともに創設されたという。のち、病人・捨て子などをも収容した。中世に衰亡するが、豊臣秀吉が再興。やくいん。
江戸時代、特に...
せん‐そう【銭荘】
中国で、明代から清代にかけて行われた小規模な金融機関。近代銀行制度の導入とともに衰亡。
ばん‐とう【晩唐】
中国唐代の文学を4期に区分したその第4期。開成より唐の滅亡まで(836〜907年)の期間。衰亡する唐の混迷した社会情勢のもと、唯美的・退廃的な傾向が支配的であった。主な詩人に杜牧・李商隠らがいる...
ほろ・びる【滅びる/亡びる】
[動バ上一][文]ほろ・ぶ[バ上二] 1 なくなる。絶える。滅亡する。「国が—・びる」 2 すたれる。衰亡する。「いと異様(ことやう)に、—・びて侍るなれば」〈枕・一八五〉 3 死ぬ。「其の人の...
ぼう【亡】
[音]ボウ(バウ)(漢) モウ(マウ)(呉) [訓]ない ほろびる ほろぼす [学習漢字]6年 〈ボウ〉 1 存在していたものがなくなる。「亡国・亡失/興亡・焼亡・衰亡・存亡・滅亡」 2 死ぬ...