出典:gooニュース
和倉の護岸復旧へ着工 海側から作業、建物修繕と並行
●26年度完成へ 国土交通省北陸地方整備局は20日、能登半島地震で被災した七尾市和倉温泉にある護岸の復旧工事に着手した。民有地を含めて石川県と市の工事を代行し、2026年度中の完成を目指す。震災前と同じ位置や高さを維持する計画で、和倉の「海沿いの眺望」を守る。 全長約3・5キロの護岸のうち、和倉港周辺の約1キロを国が権限代行で直す。
和倉護岸、国主導で復旧 20日着工、補正予算に70億円
国土交通省は能登半島地震で損壊した七尾市和倉温泉の護岸について、石川県や七尾市に代わり再整備する。17日に成立した今年度補正予算に事業費70億円が盛り込まれた。国主導になることで地元の負担軽減や工期の短縮が期待される。20日に復旧工事に着手し、資材の搬入や作業ヤードの整備を進める。 和倉温泉は北陸を代表する観光地であり、地元で早期の復興を求める声が上がっていた。
富山市の松川護岸、1年遅れ 復旧完了26年度末に
●県土整備農林水産委 能登半島地震で被害を受けた富山市の松川の護岸復旧工事が、当初の計画より1年遅れ、2026年度末までかかる見通しとなった。川底に硬い層があるため鋼製の矢板を打ち込めず、現在は工事を中断しており、別の方法を試す。県土整備農林水産委(安達孝彦委員長)で県側が報告した。
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