あいざわ‐じけん【相沢事件】
昭和10年(1935)8月、皇道派の陸軍中佐相沢三郎が、統制派の陸軍省軍務局長永田鉄山少将を執務中に斬殺した事件。翌昭和11年(1936)の二・二六事件の伏線となった。永田事件。
おう‐しょう【応召】
[名](スル)呼び出しに応じること。特に、在郷軍人などが召集に応じて軍務につくこと。「—して戦地におもむく」
げん‐えき【現役】
1 旧日本陸海軍の常備兵役の一。所属部隊に入り、軍務に従っていること。また、その将校や兵士。→予備役 →後備役 2 現在ある地位・職などに就いて活動していること。また、その人。「—の選手」「—を...
ざい‐えい【在営】
[名](スル)兵営の中にいること。軍務に服していること。また、その期間。「—五年」
しち‐かん【七官】
慶応4年(1868)閏4月の太政官制により、従来の7局を改称して設置した中央官庁。議政官・行政官・神祇(じんぎ)官・会計官・軍務官・外国官・刑法官があった。
しょくぎょう‐ぐんじん【職業軍人】
徴兵された軍人に対して、職業として軍務に服している人。
じん‐だい【陣代】
室町時代以後、主君の代理として戦陣に赴いた役。また、主君が幼少のとき、一族または老臣などで軍務や政務を統轄した者。軍代。
そう‐とく【総督】
1 全体をまとめて率いること。また、その官。特に、軍の総司令官。 2 植民地などで、政務・軍務を統轄する官職。 3 中国、明・清時代の地方長官。
にゅう‐えい【入営】
[名](スル)兵役義務者または志願兵が、軍務に就くために兵営にはいること。
ばく‐ふ【幕府】
《古く陣中にいる将軍が幕を張った中で軍務を処理したところから》 1 陣中で将軍がいる所。柳営。 2 近衛府の唐名。また、近衛大将の居館。 3 武家政権の政庁。また、その権力組織。源頼朝が建久元年...