あかし‐の‐にゅうどう【明石の入道】
源氏物語の登場人物。須磨に退居していた光源氏を明石の浦の自邸に迎える。明石の上の父。
あか・す【明かす】
[動サ五(四)] 1 物事をはっきりさせる。今まで隠していたことを明るみに出す。「理由を—・す」「手品の種を—・す」「身の上を—・す」「胸の内を—・す」 2 (「証す」と書く)疑わしい点をはっき...
あかまた‐くろまた
沖縄県八重山地方で、陰暦6月の豊年祭に現れる二神。また、その神を迎える行事。仮面姿の仮装者が家々を訪れ、祝福する。
あたらし・い【新しい】
[形][文]あたら・し[シク]《上代の「あら(新)たし」が「あたら(可惜)し」と混同して音変化し、平安初期から生じた語》 1 その状態になってからあまり時間が経過していない。 ㋐初めてである。「...
あと・う【誂ふ/聘ふ】
[動ハ下二] 1 結婚を申し込む。妻として迎える。「黒媛を妃(みめ)とせむと欲(をほ)して、—・ふること既にをはりて」〈履中紀〉 2 誘う。「廬城(いほき)の河に武彦を—・へ率ゐて」〈雄略紀〉 ...
あらた【新た】
[形動][文][ナリ] 1 新しいさま。今までなかったさま。「—な局面を迎える」「—な感動を呼ぶ」「—な力がわく」「冬過ぎて春の来(きた)れば年月(としつき)は—なれども人は古(ふ)り行く」〈万...
いただ・く【頂く/戴く】
[動カ五(四)] 1 頭にのせる。かぶる。また、頭上にあるようにする。「王冠を—・く」「雪を—・いた山々」「星を—・いて夜道を行く」 2 敬意を表して高くささげる。頭上におしいただく。「宸翰(し...
一饋(いっき)に十度(とたび)立(た)つ
《夏(か)の禹(う)王が賢者を迎えるために、食事の間に10回も席を立ったという「淮南子(えなんじ)」氾論訓の故事から》政治に熱心なこと。一饋に十起(じっき)。
一双(いっそう)の玉手(ぎょくしゅ)千人(せんにん)の枕(まくら)
《「円機活法」から》2本の美しい腕が千人の男の枕になる。夜ごとに別の客を迎える遊女の身の上をいう言葉。一双の玉臂(ぎょくひ)千人の枕。
いで‐むか・う【出で向かふ】
[動ハ四] 1 出て、ある方向に向かう。「東男(あづまをのこ)は—・ひ顧みせずて」〈万・四三三一〉 2 出て行って会う。また、出迎える。「ものよりおはすれば、まづ—・ひて」〈源・若紫〉