おうりょう‐し【押領使】
平安時代、兵を率いて反乱などの鎮定にあたった令外(りょうげ)の官。
ごそしちこく‐の‐らん【呉楚七国の乱】
前154年、諸侯の領土を削減した前漢の景帝に対し、呉・楚を中心に趙(ちょう)・膠西(こうせい)・膠東・菑川(しせん)・済南の7王国が起こした反乱。3か月で鎮定され、諸王侯の力は弱まり、皇帝の中央...
さ‐たん【左袒】
[名](スル)《「袒」は衣を脱いで肩をあらわにする意で、中国、前漢の功臣周勃(しゅうぼつ)が呂氏(りょし)の乱を鎮定しようとした際、呂氏に味方する者は右袒せよ、劉氏(りゅうし)に味方する者は左袒...
じせつ‐たいしょうぐん【持節大将軍】
古代、朝廷から節刀を与えられて、辺境の反乱を鎮定するために派遣された軍団の総指揮官。鎮定する対象により、征隼人・征夷・征東などを冠してよばれた。持節大使。
せいせい‐しょうぐん【征西将軍】
西国を鎮定するために派遣された将軍。天慶4年(941)藤原純友(ふじわらのすみとも)征討のために藤原忠文が任ぜられたのを初めとする。征西大将軍。→征東将軍
せいとう‐しょうぐん【征東将軍】
東国を鎮定するために派遣された将軍。天慶3年(940)平将門(たいらのまさかど)征討のために藤原忠文を任じたのを始めとする。征東大将軍。→征西将軍
ちん‐ぺい【鎮兵】
1 古代、陸奥(むつ)・出羽(でわ)の防備のために東国諸国から徴発、派遣された兵士。 2 地方の争乱を鎮定するために派遣する兵。
てい【定】
[音]テイ(漢) ジョウ(ヂャウ)(呉) [訓]さだめる さだまる さだか [学習漢字]3年 〈テイ〉 1 物事を決めて変えない。さだめる。さだまる。「定員・定価・定期・定義・定刻・定説/仮定...
ながしま‐いっき【長島一揆】
元亀元年(1570)長島で起こった一向一揆。織田信長に対抗していた石山本願寺の命に応じて蜂起(ほうき)したが、信長による3回の攻撃により天正2年(1574)鎮定された。