出典:青空文庫
・・・るもの少なく、婦女は養蚕の用意に忙しい。おとよは今日の長閑さに蚕・・・ 伊藤左千夫「春の潮」
・・・、村は百姓と木樵で、養蚕などもしていた。冬になると家の近くの畑ま・・・ 梶井基次郎「城のある町にて」
・・・たところに建ててある養蚕所を監視に出て行ったので、この広い家に年・・・ 幸田露伴「雁坂越」
出典:gooニュース
養蚕・製糸用具638点、新たに群馬県重要有形民俗文化財に指定へ
群馬県文化財保護審議会は31日、養蚕や生糸生産の用具638点を新たに重要有形民俗文化財に指定するよう答申した。近世から現代まで、全国有数の養蚕県群馬における蚕糸業の変遷を理解するために欠かせない重要な資料と評価された。 対象となる資料群は、カイコの飼育に用いられた養蚕用具(508点)と、繭から手作業で生糸を生産するための製糸用具(130点)。群馬県立歴史博物館が収集した。
「かるた」で養蚕や織物文化学ぶ 福島大学の学生制作 福島
色鮮やかなイラストと共に養蚕業や蚕の生態が、五七五で書かれたかるた。そして絵本は、ひとりの少年が養蚕のすばらしさや蚕の命の尊さに気づく成長の物語となっています。
福島市の養蚕と織物文化を子どもたちに 絵本とカルタ制作 福島大の学生ら 小さな命のはかなさ伝える
絵本は「ヒロくんとせなかの子」と題し、主人公が養蚕業を営む親の手伝う様子などを通じて養蚕の流れや、小さな命のはかなさとありがたみなどを伝える物語。カルタは「ふくしま養蚕カルタ」と称し、読み札と絵柄で養蚕や織物の歴史と文化を学べるように仕上げた。 絵本は3月までに市内の全小学校に寄贈し、カルタは出前講座などで活用していく。
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