カラバッジョ【Michelangelo Merisi da Caravaggio】
[1573〜1610]イタリアの画家。徹底した自然主義と劇的な明暗効果を特色とし、バロック絵画全般に大きな影響を与えた。連作「聖マタイ伝」など。→聖マタイと天使 →聖マタイの殉教 →聖マタイの召命
カルコ【Francis Carco】
[1886〜1958]フランスの小説家・詩人。無名の芸術家や、下町の庶民の生活を描いた。小説「追いつめられた男」「娼婦イエス」など。
カルダーノ【Girolamo Cardano】
[1501〜1576]イタリアの数学者・医者・哲学者。カルダーノの公式とよばれる三次方程式の根の解法を発表。
カルデロン【Pedro Calderon de la Barca】
[1600〜1681]スペインの劇作家。スペイン演劇の黄金時代を築いた。作「人生は夢」「サラメーアの村長」など。
カルドゥッチ【Giosuè Carducci】
[1835〜1907]イタリアの詩人・古典学者。古典的理想主義の確立を提唱。荘重・典雅な詩を書いた。1906年、ノーベル文学賞受賞。詩集「擬古詩集」など。
カルパッチョ【Vittore Carpaccio】
[1450ころ〜1525ころ]イタリアの画家。ベネチア派。細部を克明に描写した宗教画を描いた。「聖女ウルスラ伝」の連作など。カルパッチオ。
カルビーノ【Italo Calvino】
[1923〜1985]イタリアの小説家。キューバの生まれ。第二次大戦ではレジスタンス運動に参加。戦後は自伝的な小説の他、寓話的な小説「木のぼり男爵」や、SF的な要素のある「見えない都市」など、多...
カルピーニ【Giovanni de Piano Carpini】
[1182ころ〜1252]イタリアのフランシスコ会士。生地コルピニにちなんでの通称。ローマ法皇の使節としてモンゴル帝国のグユク=ハンに謁見。その旅行報告記「実事報告」で東洋の知識を西欧に伝えた。
カルーソー【Enrico Caruso】
[1873〜1921]イタリアのオペラ歌手。テノールの幅広い声量、表情豊かな演技で、20世紀初頭のオペラ黄金時代を築いた。
かわせ‐なおみ【河瀬直美】
[1969〜 ]映画監督。奈良の生まれ。ドキュメンタリー映画で評価されたのち、劇場映画第一作「萌(もえ)の朱雀(すざく)」でカンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)を受賞。平成19年(2007...