シスレー【Alfred Sisley】
[1839〜1899]フランスで活躍した英国人の画家。印象派の代表者の一人で、静穏な風景画を描いた。
しった【悉達/悉多】
《(梵)siddhãrthaの音写「悉達多」の略。目的を達したという意》釈迦(しゃか)の出家以前の名。誕生したとき、一切の吉祥瑞相をそなえていたことからこの名がつけられた。
シドッチ【Giovanni Battista Sidotti】
[1668〜1715]イタリアのイエズス会士。宝永5年(1708)布教のため来日。捕らえられて江戸に送られ、新井白石の尋問を受けた。白石の「采覧異言(さいらんいげん)」「西洋紀聞」はこの尋問をも...
シニャック【Paul Signac】
[1863〜1935]フランスの画家。新印象主義の代表者の一人。点描法を用いて、河や海港など水辺の風景を好んで描いた。
シニョレリ【Luca Signorelli】
[1445ころ〜1523]イタリアの画家。厳格な画面構成と力動的な人体表現で知られる。
しのだ‐まさひろ【篠田正浩】
[1931〜 ]映画監督。岐阜の生まれ。「恋の片道切符」で監督デビュー。「心中天網島(てんのあみじま)」の成功で高い評価を得る。代表作「乾いた花」「暗殺」「瀬戸内少年野球団」「少年時代」「写楽」など。
しば‐い【司馬懿】
[179〜251]中国、三国時代の魏の武将・政治家。河内(河南省)の人。字(あざな)は仲達。魏の曹操・曹丕(そうひ)に信任され、明帝により大将軍に任ぜられた。のち、曹爽(そうそう)・何晏(かあん...
しば‐こうかん【司馬江漢】
[1747〜1818]江戸後期の洋風画家。江戸の人。本名、安藤吉次郎。別号、春波楼など。鈴木春信門下の浮世絵師となるが、のち写生体の漢画、美人画を描き、さらに平賀源内らの影響で洋風画に転じた。日...
しばた‐けいた【柴田桂太】
[1877〜1949]植物学者。東京の生まれ。東大教授。植物の生理学的研究から生化学的研究への道を開いた。
しび【尸毗】
《(梵)Śiviの音写》釈迦(しゃか)が前世に菩薩(ぼさつ)の修行をしていた時の名。鷹(たか)に追われた鴿(はと)を救うため、自分の肉を切り取って鷹に与えたという王。尸毗迦。尸毗王。