アイヒマン【Karl Adolf Eichmann】
[1906〜1962]ドイツのナチス親衛隊中佐。第二次大戦中のユダヤ人大量虐殺の責任者。大戦後アルゼンチンへ逃亡したが、イスラエル秘密警察に誘拐・逮捕され、エルサレムで裁判ののち処刑された。
アンダーソン【Carl David Anderson】
[1905〜1991]米国の物理学者。陽電子を発見し、1936年、ノーベル物理学賞受賞。また、湯川秀樹の予言した中間子の存在を確認。
ウィットフォーゲル【Karl August Wittfogel】
[1896〜1988]米国の経済史家。ドイツの生まれ。1934年、米国に亡命。東洋社会、特に中国農業社会を研究。著「解体過程にある中国の経済と社会」など。
カーペンター【Edward Carpenter】
[1844〜1929]英国の社会思想家・詩人。牧師であったが、ホイットマンの影響で社会批判を開始し、牧師職を辞して社会主義運動に参加した。著「イギリスの思想」「わが生涯と夢」、詩集「民主主義へ向...
カーライル【Thomas Carlyle】
[1795〜1881]英国の評論家・歴史家。ロマン主義の立場から、功利主義を批判。英雄的指導者による社会の改革、人間性の回復を主張した。著「衣装哲学」「フランス革命史」「過去と現在」など。
カーリダーサ【Kālidāsa】
4世紀後半から5世紀初めごろのインドの詩人・劇作家。サンスクリット文学の代表者。叙事詩「ラグバンシャ」、叙情詩「メーガドゥータ」、戯曲「シャクンタラー」など。
カール【Karl】
(1世)[742〜814]フランク王。小ピピンの子。ゲルマン民族を統合し、西欧をほぼ統一。法制を整備して中央集権国家をつくり、800年、教皇から西ローマ帝国皇帝を戴冠。学術文化を奨励、その成果...
カール【Eric Carle】
[1929〜2021]米国の絵本作家。色紙を切り張りするコラージュの手法を用いて、動物や昆虫などを描いた作品を数多く残した。作「はらぺこあおむし」「パパ、お月さまとって!」など。
カール‐マルテル【Karl Martell】
[689?〜741]フランク王国の分国アウストラシアの宮宰。中ピピンの庶子。732年、侵入するイスラム軍を撃退、王国を統一してカロリング朝支配の基礎を築いた。
セーガン【Carl Edward Sagan】
[1934〜1996]米国の天文学者・SF作家。NASAの顧問としてアポロ計画などに関わったほか、火星や土星の研究に業績を残した。科学啓蒙書や小説も発表。作「コスモス」「コンタクト」など。