ゴルギアス【Gorgias】
[前483ころ〜前375ころ]古代ギリシャの雄弁家。シチリア島生まれ。アテネを訪れ、外交政策の転換に成功。著「パラメデス論」「非存在論」など。
ゴルジ【Camillo Golgi】
[1843〜1926]イタリアの解剖学者・病理学者。神経解剖学を研究。神経組織の染色法を発明して、ゴルジ細胞(神経膠(こう)細胞)・ゴルジ体などを発見。神経組織の微細構造を解明した。1906年、...
ゴルチャコフ【Aleksandr Mikhaylovich Gorchakov】
[1798〜1883]ロシアの政治家・外交官。アレクサンドル2世の南下政策を強行し、ロシア‐トルコ戦争を起こし、いったんは領土を拡大したが、フランスなどの反対にあい、ベルリン会議でその大半を失った。
ゴルトン【Francis Galton】
[1822〜1911]英国の人類遺伝学者。医学を修めたが、いとこのC=ダーウィンの影響で遺伝現象に関心を持ち、人間能力が遺伝性であることを指摘。1883年、優生学を提唱し、その創始者となった。ゴ...
ゴルドーニ【Carlo Goldoni】
[1707〜1793]イタリアの劇作家。写実的・近代的な性格喜劇を確立、イタリア近代喜劇の祖といわれる。作「二人の主人を一度に持つと」「宿屋の女主人」「田舎者」など。
ゴルバチョフ【Mikhail Sergeevich Gorbachyov】
[1931〜2022]ソ連邦の政治家。1985年、共産党書記長に就任。「ペレストロイカ」「グラスノスチ」を基本方針として政治・経済・文化面の諸改革に取り組むとともに東西の軍縮、緊張緩和を積極的に...
ゴルバートフ【Boris Leont'evich Gorbatov】
[1908〜1954]ソ連の小説家。第二次大戦下、ソ連民衆の対独抵抗運動を描いた「不屈の人々」が代表作。
ごれいぜい‐てんのう【後冷泉天皇】
[1025〜1068]第70代天皇。在位、1045〜1068。後朱雀天皇の第1皇子。名は親仁(ちかひと)。母は藤原嬉子(ふじわらのきし)。母の兄、藤原頼通が関白として権勢を振るった。後拾遺集・金...
ご‐れき【呉歴】
[1632〜1718]中国、清初の画家。常熟(江蘇省)の人。字(あざな)は漁山。号は墨井道人。四王呉惲(ごうん)の一人。黄公望の画法を学び、山水画風を確立。のちにイエズス会に入り、西洋画の影響を...
ゴロブニン【Vasiliy Mikhaylovich Golovnin】
[1776〜1831]ロシアの海軍士官。ディアナ号で世界周航中、1811年に国後島(くなしりとう)で日本の松前藩に捕らえられ、ロシアに捕らえられた高田屋嘉兵衛との交換で釈放。著「日本幽囚記」。ゴ...