カルネ【Marcel Carné】
[1909〜1996]フランスの映画監督。ペシミズムを漂わせた作風で知られる。代表作「霧の波止場」「天井桟敷の人々」など。
デュシャン【Marcel Duchamp】
[1887〜1968]フランス生まれの画家。ダダイスムの代表者の一人。1915年渡米。既成の絵画の枠を超えた実験的作品を制作する一方、日用品を芸術作品として提出する、いわゆる「レディーメイド」の...
プルースト【Marcel Proust】
[1871〜1922]フランスの小説家。独自の手法で、人間存在と外界との相関、意識や記憶の本質を追求した長編小説「失われた時を求めて」は、20世紀文学に大きな影響を与えた。
マルセル【Gabriel Marcel】
[1889〜1973]フランスの哲学者。無神論的実存主義であるサルトルに対し、キリスト教的実存主義を展開。著「存在と所有」「形而上学日記」などのほか、戯曲も多く書いた。
モース【Marcel Mauss】
[1872〜1950]フランスの社会学者・民族学者。デュルケームの甥。フランス民族学の先駆者として活躍。ポトラッチやクラなどを分析した「贈与論」は、後の構造主義に大きな影響を与えた。