あおやま‐のぶゆき【青山延于】
[1776〜1843]江戸後期の儒学者。水戸藩士。号、拙斎(せっさい)。彰考館総裁として「大日本史」の編纂(へんさん)に従事。著「皇朝史略」など。
あがわ‐ひろゆき【阿川弘之】
[1920〜2015]小説家。広島の生まれ。戦後、志賀直哉に師事。海軍予備学生の体験や広島を描いた作品が多い。「春の城」で昭和27年度(1952)読売文学賞受賞。他に「雲の墓標」「暗い波濤(はと...
あきやま‐さねゆき【秋山真之】
[1868〜1918]海軍中将。愛媛の生まれ。好古(よしふる)の弟。日露戦争で東郷平八郎連合艦隊司令長官の参謀。「天気晴朗なれども波高し」などの戦報の名文で知られる。
あべ‐のぶゆき【阿部信行】
[1875〜1953]軍人・政治家。石川の生まれ。陸軍大将。昭和14年(1939)首相。第二次大戦への不介入、日中戦争の早期解決を声明したが実践できず、4か月余りで内閣総辞職。
いつき‐ひろゆき【五木寛之】
[1932〜 ]小説家。福岡の生まれ。朝鮮からの引き揚げ体験を経て、放送界で活躍。現代に生きる青年のニヒリズムを明晰(めいせき)な筆致で描き、人気を集める。「蒼(あお)ざめた馬を見よ」で直木賞受...
いづつ‐かずゆき【井筒和幸】
[1952〜 ]映画監督。奈良の生まれ。関西を舞台にした青春映画「岸和田少年愚連隊 BOYS BE AMBITIOUS」で鮮烈な印象を与えた。その後は幅広いジャンルの作品で人気を集める。テレビ出...
いとう‐すけゆき【伊東祐亨】
[1843〜1914]元帥・海軍大将。鹿児島の生まれ。日清戦争時の連合艦隊司令長官。日露戦争では大本営海軍幕僚長。
いまにし‐すけゆき【今西祐行】
[1923〜2004]児童文学作家。大阪の生まれ。学徒兵として被爆直後の広島に救援に赴く。この体験をモチーフに「あるハンノキの話」「ヒロシマのうた」などを発表。他に「肥後(ひご)の石工(いしく)...
えぎ‐かずゆき【江木千之】
[1853〜1932]官僚・政治家。山口の生まれ。大正13年(1924)清浦内閣の文相。貴族院議員。枢密顧問官。
おおとも‐の‐みゆき【大伴御行】
[?〜701]飛鳥時代の豪族・官人。安麻呂の兄。壬申の乱に天武天皇を助けた功臣。その後も持統・文武天皇にも仕え、大納言となる。贈右大臣。和歌1首が万葉集に収載。