リップス【Theodor Lipps】
[1851〜1914]ドイツの心理学者・哲学者。認識論・論理学・倫理学・美学は意識体験を確定する記述的心理学の基礎の上に築かれるべきだと主張。特に、美意識や他我認識における感情移入の意義を強調し...
リップマン【Gabriel Lippmann】
[1845〜1921]フランスの物理学者。毛管電位計を発明。光の干渉を利用したカラー写真法に成功し、1908年ノーベル物理学賞を受賞。
リッベントロップ【Joachim von Ribbentrop】
[1893〜1946]ドイツの政治家。1938年に外相となり、独ソ不可侵条約・日独伊三国同盟などを成立させ、ナチス外交を推進した。ニュルンベルク裁判で死刑。
り‐てき【李迪】
中国、南宋の画家。河陽(河南省)の人。宋代院体花鳥画を代表する画家とされ、山水画・動物画にもすぐれた。生没年未詳。
り‐とう【李唐】
中国、北宋末から南宋初期の画家。河陽(河南省)の人。字(あざな)は晞古(きこ)。徽宗(きそう)の画院に入り、高宗の画院の待詔となる。南宋の院体画の形成に大きな役割を果たした。生没年未詳。
り‐とうき【李登輝】
[1923〜2020]台湾の政治家。日本統治下の台湾に生まれ、京都帝国大学農学部で学ぶ。第二次大戦後は中国国民党に反発していたが、農業の専門家として蒋経国に抜擢され、1971年に入党。以降、累進...
り‐とくぜん【李徳全】
[1896〜1972]中国の女性政治家。河北省の人。馮玉祥(ふうぎょくしょう)夫人。日中戦争中、南京・重慶で婦人運動を指導。中華人民共和国成立後、中国紅十字会会長などを歴任。リー=トーチュアン。
リトビノフ【Maksim Maksimovich Litvinov】
[1876〜1951]ソ連の政治家。1930年に外務人民委員(外相)となり、近隣諸国との不可侵条約の締結、国際連盟への加盟など協調外交を推進。枢軸国に対しては集団安全保障を主張した。1939年、解任。
リトレ【Maximilien Paul Émile Littré】
[1801〜1881]フランスの哲学者・言語学者。コントの弟子で、実証主義の普及に努めた。また、「リトレ辞典」とよばれる「フランス語大辞典」4巻、補遺1巻を編集。
り‐はく【李白】
[701〜762]中国、盛唐期の詩人。中国最大の詩人の一人。西域で生まれ、綿州(四川省)で成長。字(あざな)は太白(たいはく)。号、青蓮居士。玄宗朝に一時仕えた以外、放浪の一生を送った。好んで酒...