ホラティウス【Quintus Horatius Flaccus】
[前65〜前8]古代ローマの詩人。その著「詩論」は後世に大きな影響を与えた。作「風刺詩」「書簡詩」など。
ホーホフート【Rolf Hochhuth】
[1931〜2020]ドイツの劇作家。ナチスの戦争犯罪を黙認したローマ教皇の責任を追及した演劇作品「神の代理人」で知られる。他に「兵士たち」「ゲリラ」「助産婦」など。
ボエティウス【Anicius Manlius Severinus Boethius】
[480ころ〜524ころ]古代ローマ末期の哲学者。アテネに遊学し、プラトン・アリストテレスなどのギリシャ哲学をラテン語訳して中世に伝えた。また、キリスト教神学者・音楽理論家としても活躍。東ゴート...
ボニファチウス【Bonifatius】
(8世)[1235ころ〜1303]ローマ教皇。在位1294〜1303。イタリア人。教皇権の絶対的優位を主張した最後の教皇。フランス王フィリップ4世と争ったが、1303年にアナーニで捕囚の身となり...
ポリビオス【Polybios】
[前203ころ〜前120ころ]古代ギリシャの歴史家。ローマ元老院の嫌疑を受けてローマに抑留中、小スキピオの恩顧を受け、歴史を研究。政体循環史観による大著「歴史」40巻を残した。
ポンペイウス【Gnaeus Pompeius Magnus】
[前106〜前48]古代ローマの軍人・政治家。前60年にカエサル・クラッススとともに三頭政治を始めたが、クラッススの死後カエサルと対立。敗れて暗殺された。
マキャベリ【Niccolò di Bernardo Machiavelli】
[1469〜1527]イタリアの外交官・政治理論家。政治をキリスト教的倫理から解放し、近代政治学・史学の祖とされる。著「君主論」「ローマ史論」「フィレンツェ史」「戦術論」など。マキャベッリ。マキ...
マクシミリアン【Maximilian】
(1世)[1459〜1519]神聖ローマ皇帝。在位1493〜1519。婚姻政策によってハプスブルク家領を広げ、同家興隆の基礎を築いた。スイス諸州の独立を承認。
ますむら‐やすぞう【増村保造】
[1924〜1986]映画監督。山梨の生まれ。昭和27年(1952)ローマの映画実験センターへ留学。帰国後「くちづけ」で監督デビュー。代表作「偽大学生」「刺青」「曽根崎心中」など。
マタイ【Matthaios】
イエス=キリストの十二使徒の一人。ローマの収税吏だったが、イエスの弟子となった。「マタイによる福音書」の著者とされる。マタイオス。マテオ。