かめやま‐てんのう【亀山天皇】
[1249〜1305]第90代天皇。在位、1260〜1274。後嵯峨天皇の皇子。名は恒仁。大覚寺統・持明院統の争いがこの時期に始まる。譲位ののち13年間院政を行った。出家後、離宮を禅寺としたのが...
カメルリン‐オンネス【Heike Kamerlingh Onnes】
[1853〜1926]オランダの物理学者。ヘリウムの液化に成功、超伝導を発見し、低温物理学を開拓。1913年ノーベル物理学賞受賞。カマリング=オネス。
かもち‐まさずみ【鹿持雅澄】
[1791〜1858]江戸後期の国学者・歌人。土佐の人。号は、古義軒、山斎。土佐に住み、ほとんど独学で万葉集を中心に上代国語の研究を進めた。著「万葉集古義」「山斎集」など。
かも‐の‐すえたか【加茂季鷹】
[1754〜1841]江戸後期の国学者・歌人。京都の人。本姓は山本。号、雲錦。上賀茂神社の神官。著「万葉集類句」など。
かも‐の‐ちょうめい【鴨長明】
[1155〜1216]鎌倉前期の歌人。通称、菊大夫。名は「ながあきら」とも読む。京都下鴨神社禰宜(ねぎ)の家に生まれ、のちに社司に推挙されたが実現せず、失意のうちに出家。山城国日野の外山(とやま...
かも‐の‐まぶち【賀茂真淵】
[1697〜1769]江戸中期の国学者・歌人。遠江(とおとうみ)の人。岡部氏。号、県居(あがたい)。荷田春満(かだのあずままろ)に学び、国学四大人の一人といわれる。田安宗武に仕え、広く古典を研究...
カモンイス【Luís Vaz de Camões】
[1524〜1580]ポルトガルの詩人。バスコ=ダ=ガマのインド航路発見を軸とする愛国的大叙事詩「ウス‐ルジーアダス」により、偉大な国民的詩人とされる。
かや‐しらお【加舎白雄】
[1738〜1791]江戸中期の俳人。信濃国上田の人。本名、吉春。別号は、昨烏・白尾坊など。諸国を遊歴し、江戸に春秋庵を開いた。著「面影集」「加佐里那止(かざりなし)」「俳諧寂栞(さびしおり)」など。
かや‐の‐とよとし【賀陽豊年】
[751〜815]平安初期の漢学者。「凌雲集」の撰進に参加。その詩文は「凌雲集」「経国集」に収載。
かや‐の‐みや【賀陽宮】
皇族の宮号の一。元治元年(1864)伏見宮邦家親王の第4王子の朝彦親王(中川宮)が創始。のち、久邇宮(くにのみや)と改称したが、明治25年(1892)その王子の邦憲王によって復興。昭和22年(1...