アレント【Hannah Arendt】
[1906〜1975]米国の女性政治学者・哲学者。ドイツ生まれ。のちに米国に亡命。著「全体主義の起源」で、ナチズムとボリシェビズムなど、全体主義成立の原因を考究。他に、「イェルサレムのアイヒマン...
ハントケ【Peter Handke】
[1942〜 ]オーストリアの劇作家・小説家。観客に罵声を浴びせる挑発的で反劇場的な戯曲「観客罵倒」で注目を集め、詩・戯曲・映画脚本など多方面の作品を発表した。のち小説に転じ、「ペナルティキック...
はんどう‐かずとし【半藤一利】
[1930〜2021]ノンフィクション作家。東京の生まれ。昭和史を扱った作品を中心に数多くの著作を残した。作「日本のいちばん長い日」「漱石先生ぞな、もし」「ノモンハンの夏」など。
はんどく【槃特】
⇒周利(しゅり)槃特 愚鈍な人。おろか者。
ハンニバル【Hannibal】
[前247〜前183]カルタゴの将軍。第二次ポエニ戦争でローマ軍に大勝したが、のちにローマの武将スキピオに敗れた。内政改革も反対にあって成功せず、小アジアに亡命して自殺。
はん‐ぴょう【班彪】
[3〜54]中国、後漢の歴史家。班固・班超・班昭兄妹の父。前漢の歴史書編纂を企てたが、数十編を作ったのみで没。班固・班昭が後を継いで「漢書」を完成した。
ハンムラビ【Hammurabi】
⇒ハムラビ
はんむら‐りょう【半村良】
[1933〜2002]小説家。東京の生まれ。本名、清野平太郎。SFの手法を取り入れた伝奇的な時代小説で人気を得る。特に、市井に生きる人々の目を通して歴史を仮構した人情ものが評価された。「雨やどり...
はん‐れい【范蠡】
中国、春秋時代末の越の忠臣。楚国苑(えん)(河南省)の人。越王勾践(こうせん)に仕えて富国強兵を図り、呉を滅ぼして会稽の恥をそそいだ。のち野に下り、陶朱公と称して巨万の富を築いたという。
ボガート【Humphrey Bogart】
[1899〜1957]米国の映画俳優。ハードボイルド映画で活躍、ボギーの愛称で親しまれた。出演作「マルタの鷹」「カサブランカ」「アフリカの女王」「必死の逃亡者」など。