ディートリヒ【Marlene Dietrich】
[1901〜1992]米国の映画女優。ドイツ生まれ。ドイツ映画「嘆きの天使」で一躍注目され、米国映画界入り。退廃的な雰囲気で人気を博した。歌手としても活躍。出演作「モロッコ」「情婦」など。
まるやま‐かおる【丸山薫】
[1899〜1974]詩人。大分の生まれ。詩誌「四季」の中核の一人として、浪漫的叙情詩に光彩を放った。詩集「帆・ランプ・鴎」「連れ去られた海」など。
まるやま‐けんじ【丸山健二】
[1943〜 ]小説家。長野の生まれ。「夏の流れ」で芥川賞受賞。結婚後、郷里長野に帰り、大自然の中で作家活動を展開する。他に「朝日のあたる家」「黒い海への訪問者」「ときめきに死す」「虹(にじ)よ...
まるやま‐さだお【丸山定夫】
[1901〜1945]新劇俳優。愛媛の生まれ。築地小劇場に加わったが、分裂後は新築地劇団に参加。のち、徳川夢声らと苦楽座を結成、移動演劇隊を率いて広島巡演中に原爆死した。
まるやま‐まさお【丸山真男】
[1914〜1996]政治思想史学者。大阪の生まれ。東大教授。昭和21年(1946)「超国家主義の論理と心理」を発表し、日本の超国家主義を分析。その後も日本型ファシズムと天皇制国家などを論じ、第...
マルロー【André Malraux】
[1901〜1976]フランスの小説家・政治家。インドシナ・中国の革命運動、スペイン内戦、第二次大戦中の対独抵抗運動に参加。戦後はド=ゴール政権の情報相・文化相を歴任。小説「征服者」「王道」「人...
マレルブ【François de Malherbe】
[1555〜1628]フランスの宮廷詩人。古典主義作詩法の先駆者。フランス語の整理・純化に努めた。
マレンコフ【Georgiy Maksimilianovich Malenkov】
[1902〜1988]ソ連の政治家。1953年スターリンの死後、首相・党書記長となり、55年辞任。フルシチョフの追放を策して57年失脚。
マレービチ【Kazimir Severinovich Malevich】
[1878〜1935]ソ連の画家。シュプレマティスム(絶対主義)を提唱し、幾何学的な形態のみによって画面を構成。作「黒い正方形」「白の中の白」など。マレービッチ。
マロ【Clément Marot】
[1496〜1544]フランスの宮廷詩人。プロテスタンティズムに傾いて迫害を受けながら、書簡詩・風刺詩などに軽妙洒脱な詩才を示した。詩集「クレマンの青春」「地獄」など。