うしわかまる【牛若丸】
源義経の幼名。謡曲「鞍馬天狗」「橋弁慶」その他、浄瑠璃・長唄などに登場。
おおえまる【大江丸】
[1722〜1805]江戸後期の俳人。大坂の人。本名、安井政胤(やすいまさたね)。飛脚問屋を営む。大島蓼太(おおしまりょうた)に師事し、市井の人事句を得意とした。句文集に「俳懺悔」「俳諧袋」など...
おおとも‐の‐おおえまる【大伴大江丸】
⇒大江丸(おおえまる)
くまおうまる【熊王丸】
南北朝時代の僧。赤松光範(あかまつみつのり)の家臣、宇野六郎の子。父の仇敵である楠木正儀(まさのり)を討とうと、その家臣となったが、かえって恩義を受ける。のち、自ら出家して往生院に赴き、正寛法師...
くまわかまる【阿若丸】
熊王丸(くまおうまる)の異称。
くまわかまる【阿新丸】
[?〜1363]日野資朝(すけとも)の子。名は邦光。13歳のとき佐渡に渡り、父の仇敵である佐渡守護本間入道泰宣を討とうとしたが果たさず、子の本間三郎を討った。のち、南朝に仕えた。
つた‐の‐からまる【蔦唐丸】
蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)の狂名。
ひとまる【人丸】
⇒柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)
ひよしまる【日吉丸】
豊臣秀吉の幼名。
もり‐らんまる【森蘭丸】
[1565〜1582]安土桃山時代の武士。美濃の人。織田信長に小姓として仕え、本能寺の変で信長とともに戦死。