こばやし‐こけい【小林古径】
[1883〜1957]日本画家。新潟の生まれ。本名、茂。日本美術院の中心作家。大和絵の伝統を現代に生かして新古典主義といわれる画風を確立した。文化勲章受章。
コブデン【Richard Cobden】
[1804〜1865]英国の政治家。自由放任主義者で自由貿易を主張し、J=ブライトとともに穀物法反対運動を成功させた。
こまき‐おうみ【小牧近江】
[1894〜1978]社会運動家・翻訳家。秋田の生まれ。本名、近江谷駉(こまき)。フランスで社会主義的な国際平和運動「クラルテ運動」に参加。帰国後、文芸雑誌「種蒔く人」を創刊、第三インターナショ...
コモンズ【John Rogers Commons】
[1862〜1945]米国の経済学者。T=ベブレンとともに制度学派の創始者。著「制度派経済学」「集団行動の経済学」「資本主義の法律的基礎」など。
こ‐ようほう【胡耀邦】
[1915〜1989]中国の政治家。湖南省出身。1930年共産主義青年団に加盟、1933年中国共産党員となる。毛沢東の死後、1977年に鄧小平が復活すると同時に党中央委員。党の要職を歴任後、19...
コリンズ【William Collins】
[1721〜1759]英国の詩人。ロマン主義の先駆的存在。不遇のうちに狂死。詩集「頌歌集」など。
コルベール【Jean-Baptiste Colbert】
[1619〜1683]フランスの政治家・財政家。ルイ14世に仕え、財政改革を行い、国内商工業の育成、植民地獲得、海軍増強などの重商主義政策を推進。この政策によりフランスは、イギリス・オランダと対...
コロレンコ【Vladimir Galaktionovich Korolenko】
[1853〜1921]ロシアの小説家。ナロードニキの立場から人道主義に基づく作品を発表。作「マカールの夢」「盲音楽師」など。
コンドラチェフ【Nikolay Dmitrievich Kondrat'ev】
[1892〜1938]ソ連の経済学者。資本主義経済の景気変動の波「コンドラチェフの波」を発見。スターリン時代に政府の農業政策に反対し、反体制の罪で逮捕・処刑された。
コーエン【Hermann Cohen】
[1842〜1918]ドイツの哲学者。新カント学派のうちのマールブルク学派の創始者。徹底した論理主義によってカントを解釈し、独自の観念論体系を構築。著「純粋認識の論理学」「純粋意志の倫理学」「純...