ブリューソフ【Valeriy Yakovlevich Bryusov】
[1873〜1924]ソ連・ロシアの詩人・批評家。雑誌「天秤座」を創刊し、ロシア象徴主義文学運動の指導者の一人となる。ロシア革命後は新政権を支持し、文化関係の要職について啓蒙活動を行った。詩集「...
ブルジョア【Léon Victor Auguste Bourgeois】
[1851〜1925]フランスの政治家。文相・外相・首相などを歴任。社会連帯主義を提唱し、また、国際連盟の成立に尽力して1920年ノーベル平和賞受賞。
ブルックナー【Josef Anton Bruckner】
[1824〜1896]オーストリアの作曲家。ワグナーに傾倒し、ロマン主義と古典主義を調和させた交響曲やミサ曲などを作曲した。
ブルデュー【Pierre Bourdieu】
[1930〜2002]フランスの社会学者。出身階級の差が教育を受ける機会の格差に結びつくという文化的な財の不平等について説明した。また後年は社会運動にも参加し、米国のネオリベラリズムを批判した。...
ブルンナー【Emil Brunner】
[1889〜1966]スイスのプロテスタント弁証法神学者。チューリヒ大学教授。神と人との出会いの真理を提唱。1953〜55年、国際キリスト教大学教授として滞日。日本における民主主義のキリスト教的...
ブルーノ【Giordano Bruno】
[1548〜1600]ルネサンス期イタリアの哲学者。欧州諸国を遍歴、唯物論的自然観・汎神論にたち、スコラ主義・キリスト教を鋭く批判したため、絶えず迫害され、異端者として火刑に処せられた。著「原因...
ブレーク【William Blake】
[1757〜1827]英国の詩人・画家・版画家。ロマン主義の先駆者で、深い精神性をもつ幻視と幻想の世界を象徴的に表現した。詩画集「無垢の歌」「経験の歌」など。
ブローデル【Fernand Braudel】
[1902〜1985]フランスの歴史学者。コレージュ‐ド‐フランス教授。フェーブルの後継者としてアナール学派の中心的存在となる。歴史的時間の重層性に注目し、時間の流れの構造を分析した。主著「フェ...
ブールジェ【Paul Bourget】
[1852〜1935]フランスの小説家・批評家。実証主義・科学万能主義を批判、心理分析を重視した。評論「現代心理論叢」、小説「弟子」など。
プラトーノフ【Andrey Platonovich Platonov】
[1899〜1951]ソ連の小説家。独自の文体で社会主義建設の不条理を描いたため、当局によって作品の発表を大きく制限される。死後再評価された。作「ジャン」「チェベングール」「土台穴」。