ショー【George Bernard Shaw】
[1856〜1950]英国の劇作家・批評家。フェビアン協会に参加。風刺と機知に富んだ辛辣(しんらつ)な作品により、英国近代劇を確立した。戯曲「人と超人」「ピグマリオン」「聖女ジョーン」などのほか...
ストリンドベリ【Johan August Strindberg】
[1849〜1912]スウェーデンの劇作家・小説家。赤裸々な人間像を描く自然主義的な作品を書いた。イプセンとともに近代演劇の先駆者。小説「赤い部屋」「痴人の告白」、戯曲「父」「令嬢ジュリー」「ダ...
スハルト【Suharto】
[1921〜2008]インドネシアの第2代大統領。中部ジャワの出身。第二次大戦では宗主国オランダの兵士として戦うが、日本に敗れると日本が組織した軍に入隊。戦後は独立戦争で活躍。1965年、軍部左...
スパランツァーニ【Lazzaro Spallanzani】
[1729〜1799]イタリアの博物学者。生物学に実験的な方法を導入、微生物の自然発生を実験により否定した。胃液や皮膚呼吸などの研究においても、すぐれた業績を残した。主著「動物および植物の自然学」。
たき‐せいいち【滝精一】
[1873〜1945]美術史家。東京の生まれ。号、拙庵。和亭の子。日本美術史学の育成に尽力。また、美術雑誌「国華」の主幹を務めた。
たくぼ‐ひでお【田久保英夫】
[1928〜2001]小説家。東京の生まれ。米軍キャンプに働く学生アルバイトを主人公にした「深い河」で芥川賞受賞。短編の名手として知られる。他に「辻火」「髪の環(わ)」「触媒」「海図」「木霊(こ...
ティラク【Bāl Gangādhar Tilak】
[1856〜1920]インド独立運動の指導者・思想家。スワラジ(独立)を民族の権利として主張し、ベンガル分割法に対して国民会議派の民族派の領袖として反対運動を指導。ビルマ流刑後も独立運動に尽くした。
ディキンソン【Emily Dickinson】
[1830〜1886]米国の女流詩人。自然・愛・死・神などを主題にした作品を多数残す。20世紀になって高い評価を得た。
ディズレーリ【Benjamin Disraeli】
[1804〜1881]英国の政治家。保守党の領袖で、保護貿易派の指導者。1868年、1874〜1880年に首相。スエズ運河の買収、ロシアの南下政策阻止、インド帝国の樹立などビクトリア朝時代の帝国...
ディルタイ【Wilhelm Dilthey】
[1833〜1911]ドイツの哲学者。精神科学の方法の確立を目指した。人間の内的体験、内的連関を重視する生の哲学を主唱し、歴史・文化・社会にまで考究の領域を広げた。著「精神科学序説」「精神諸科学...