さん‐ぴら【三平】
平安末期、備前の有名な刀工、高平・助平・包平(かねひら)の三人。
さん‐ぼう【三房】
名前に「房」の字を持つ、学問・和歌に秀でた三人の称。平安時代の藤原伊房(ふじわらのこれふさ)・藤原為房・大江匡房(おおえのまさふさ)。また、鎌倉末期から南北朝時代の吉田定房・藤原宣房(万里小路宣...
サン‐マルティン【José de San Martin】
[1778〜1850]ラテンアメリカ独立運動の指導者。アルゼンチン生まれ。スペイン軍人として働いたのち帰国し、アルゼンチン独立闘争に参加。スペイン軍と戦い、アルゼンチン、チリ、ペルーの独立を達成...
シェッフェル【Joseph Victor von Scheffel】
[1826〜1886]ドイツの詩人・小説家。長編叙事詩「ゼッキンゲンのラッパ手」、歴史小説「エッケハルト」など。
シェーラー【Max Scheler】
[1874〜1928]ドイツの哲学者・社会学者。カントの形式主義倫理学に反対し、実質的価値倫理学を確立。現象学的方法を心理学・社会学・哲学などに適用した。晩年は、哲学的人間学の樹立に尽力。著「倫...
シーモノフ【Konstantin Mikhaylovich Simonov】
[1915〜1979]ソ連の小説家・劇作家・詩人。常に時代に即した国際的なテーマを取り上げた。小説「夜となく昼となく」、戯曲「ロシアの人々」など。
シーレ【Egon Schiele】
[1890〜1918]オーストリアの画家。クリムトの影響を受ける。激しい描線で人間の生の孤独を描いた。
じうん【慈雲】
[1718〜1805]江戸中期の真言宗の僧。大坂の人。諱(いみな)は飲光(おんこう)。顕・密・禅の各教を学修し、特に梵学にすぐれた。また、神道を研究し、雲伝神道を創唱。著「十善法語」「梵学津梁」...
ジェームズ【James】
(William 〜)[1842〜1910]米国の哲学者・心理学者。
の兄。プラグマティズムの創始者の一人。ドイツ観念論に反対し、哲学の実用的価値を提唱。著「心理学原理」「プラグマティズム」「...
ジード【André Gide】
[1869〜1951]フランスの小説家・批評家。人間性の解放を追求する個人主義的立場から、既成道徳・社会制度を批判。1947年、ノーベル文学賞受賞。作「狭き門」「背徳者」「贋金(にせがね)つくり...