すぎやま‐もとじろう【杉山元治郎】
[1885〜1964]農民運動家・政治家。大阪の生まれ。クリスチャンとなり、東北地方で伝道活動に従事。大正11年(1922)賀川豊彦らと日本農民組合を結成。昭和7年(1932)以後、衆議院議員。...
すずき‐ぜんこう【鈴木善幸】
[1911〜2004]政治家。岩手の生まれ。昭和22年(1947)日本社会党から衆議院議員に初当選。その後、保守に転向し自民党で郵政大臣・厚生大臣・官房長官などを歴任。同55年、大平首相急死後首...
スタンダール【Stendhal】
[1783〜1842]フランスの小説家。本名、マリー=アンリ=ベール(Marie Henri Beyle)。社会批判と心理描写にすぐれ、近代リアリズム小説の先駆者とされる。小説「赤と黒」「パルム...
すだ‐くにたろう【須田国太郎】
[1891〜1961]洋画家。京都の生まれ。独立美術協会会員。東西美術の融合を追求し、独自の明暗法による作品を制作。
ステッセル【Anatoliy Mikhaylovich Stessel'】
[1848〜1915]ロシアの軍人。日露戦争で旅順要塞(ようさい)司令官として日本軍と戦い、敗れて降伏。水師営で乃木将軍と会見。
スピノラ【Carlo Spinola】
[1564〜1622]イタリアの宣教師。イエズス会士。慶長7年(1602)来日し、各地に布教。京都にアカデミアを設立。のち、禁教令により捕らえられ、火刑にされた(元和(げんな)大殉教)。
スミス【William Robertson Smith】
[1846〜1894]英国の聖書学者。聖・俗の観念を社会的立場から考察し、宗教の比較研究法を開拓。著「セム族の宗教」など。
すわ‐てつし【諏訪哲史】
[1969〜 ]小説家。愛知の生まれ。会社に勤務するかたわら創作活動を続ける。「アサッテの人」で群像新人文学賞を受けデビュー。同作品で芥川賞受賞。
せいけ‐きよし【清家清】
[1918〜2005]建築家。京都の生まれ。東京美術学校・東京工業大学卒。東京工業大学・東京芸術大学教授。西洋の近代建築と日本の伝統美を融合した住宅を設計。主な作品に森鴎外の長男、於菟(おと)の...
スペンサー【Herbert Spencer】
[1820〜1903]英国の哲学者・社会学者。進化論に基づき、宇宙・生物・心理・社会・道徳の諸現象を総合的に説明。また、認識の相対性を主張し、実在の本性は不可知であるとした。主著「総合哲学体系」。