くめ‐あい【久米愛】
[1911〜1976]弁護士。大阪の生まれ。昭和15年(1940)三淵嘉子らとともに女性初の弁護士となる。昭和25年(1950)には日本婦人法律家協会を設立し、会長に就任。後年は日本政府の代表と...
グリーグ【Edvard Hagerup Grieg】
[1843〜1907]ノルウェーの作曲家。オスロに音楽協会を設立。民族的色彩の強い音楽を作った。作品に「ペール=ギュント」「ピアノ協奏曲」など。
こいそ‐りょうへい【小磯良平】
[1903〜1988]洋画家。兵庫の生まれ。藤島武二に師事。フランスへ留学後、新制作派協会(後の新制作協会)の結成に参加。卓抜した描写と近代的感覚で、女性像に独自の画境を展開した。文化勲章受章。
こうの‐てんせい【河野典生】
[1935〜2012]小説家。高知の生まれ。本名、典生(のりお)。ミステリー・ハードボイルド・SFファンタジー・ジャズ小説など、幅広く活躍。「殺意という名の家畜」で日本推理作家協会賞受賞。他に「...
こうやま‐せいじろう【神山征二郎】
[1941〜 ]映画監督。岐阜の生まれ。新藤兼人(かねと)の「近代映画協会」に参加、「鯉のいる村」で監督デビュー。代表作は「看護婦のオヤジがんばる」「ふるさと」のほか、五木寛之のエッセーをもとに...
こじま‐ぜんざぶろう【児島善三郎】
[1893〜1962]洋画家。福岡の生まれ。二科会会員を経て独立美術協会の結成に参加。フォービスムの手法と日本画の伝統美を融合した、装飾性に富む画風を確立。
このえ‐ひでまろ【近衛秀麿】
[1898〜1973]指揮者・作曲家。東京の生まれ。篤麿の子、文麿の弟。芸術院会員。山田耕筰とともに日本交響楽協会を創立、のち新交響楽団(現NHK交響楽団)を結成。日本の交響楽団の育成に努める。...
こまつ‐さきょう【小松左京】
[1931〜2011]小説家。大阪の生まれ。本名、実。業界紙記者などを経て、SF作家としてデビュー。ミリオンセラーとなった「日本沈没」で日本推理作家協会賞受賞。他に「日本アパッチ族」「継ぐのは誰...
さい‐はくせき【斉白石】
[1863〜1957]中国清末から現代の画家。名は璜(こう)。中国美術家協会の元主席。花鳥・虫魚を題材に画境を開拓。篆刻(てんこく)にもすぐれた。
さかきばら‐しほう【榊原紫峰】
[1887〜1971]日本画家。京都の生まれ。本名、安造。土田麦僊(つちだばくせん)らと国画創作協会を結成。花鳥画を得意とした。